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夏の海の小波  作者: かたぎり
25/26

満天の星空の下で

波の音…潮の香りだ…

[おはよう、ザラメくん]

小波が僕を覗き込んでいた


[おはよう、あー…やっぱ勝てなかったか、たぶん一分も持たなかったろうが全力を出しきったよ、でも悔しいなあ、]


僕は笑った


[羽衣さんがザラメくんによろしくって言ってたわよ、

霧雨くんももっと強くなるって帰って行ったわ


今日は凄く楽しかったわ]

小波は満足気だ


[僕はあの二人のように小波を本気にはさせられなかったなあ、

やっぱ凄いなあ あの二人は]




[ザラメくんにも本気を出したわよ


あの二人のおかげで私凄くハイになっててそしてザラメくんが初めて私に挑んでくれて

本当に嬉しくてまたハイになったのよ

けど…]

小波は僕の顔をまじまじと見つめた


空には満天の星空と赤い月が静かに僕らを照らしている


[このままのテンションで闘ったら…

ザラメくんは死んじゃうと思ったの



そう思ったら

スッとテンションが下がって


私は生まれて初めて

本当に本気で慎重に手加減をしたの


だってもしザラメくんが死んだら



これからの人生泣いて過ごさなければならないもの]


小波が照れ臭そうに

初めてみる顔で笑った

星も月もさっきよりとてつもなく美しく感じた


[え!?]



[……]


[……]



[海に連れてきてくれたんだな]



やっと小波と海にこれた



[ええ

空き地に警察が来たから

撤退したの]



[……そうか]

僕は笑った


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