表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第一話 視線の意味

どうも、初めまして!今回の第一話は世界観の説明みたいなものなのであまり面白く無いです。

ちなみに初投稿なので字の間違いなどは、多目に見て下さい。

「むか〜し、昔。この地球に人は住んでいませんでした。」


ふぁ〜あとあくびをしながら僕、山野羊やまのひつじは先生の話を聞いていた。


「人の代わりに動物が住んでおり、そこから猿が進化し人になったと言われています。

そこから文明が生まれ、50年前、生まれてから死ぬまでずっと使わない細胞がある事が化学は発見しました。

それを調査したところ、人以外の他の生物の細胞と酷似している事がわかったのです。」


うん、知ってる。というかこの町に住む人なら誰でも知っています。


「この細胞を調査し、さまざまな実験の結果人は動物の力を手に入れました。」


こう、なんか長い話を聞くと眠くなるんだけど・・・・・眠れない・・・・


「そして動物の力を得た人類を獸人と呼び、今までの人間と共に過ごすとさまざまな問題が発生するため、隔離することになり、そして出来たのがここ、200万人以上の獸人が住む獸人保護環境都市、別名ビ―ストタウンなのです。」


眠れない理由はわかっている。クラスメイト達の視線である。



「しかし人と獸人で住み分けを行ったと言うのに、獸人と獸人で住み分けをしなければならなくなったのです。」



クラスのみんなが僕を見る視線はこう言っていた。



「そう、草食動物の力を得た獸人と肉食動物の力を得た獸人とにです。草食動物の力を得た獸人は本能的に肉食動物の力を得た獸人を恐れ、共に生きる事を拒んだからです。そしてお互い不干渉で住んでいきました。」



・・・山野羊って・・


「しかし、そんな状況を打開するため我が校は一つの試みを行う事にしました。肉食動物専門の学校であるこの高校に草食動物の転校生を引き入れました。では、なぜ先生がこんな長く話をしたかと言うとその転校生が先生からみんなに言って欲しい事があると相談されてねぇ?だからみんなよく聞いてね。」




「山野羊君を食べては行けません。・・・でも・・・」




「「「山野羊ってすんごい美味しそう。」」」



ついに視線ではなくみんな(クラスの男子全員と女子全員と・・・先生・・)が声に出して僕に告げた・・・(ガクリ)

どうもここまで読んでくれてありがとうございます!これからもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ