第0章 依頼
こんにちは。
この作品を書いているファンタジー・ルディです。
勿論仮名です
初作品なので、少し足らない所があるかもしれませんがご了承下さい
「ん…」
今起きた。時計の針は11を指している。
少し寝過ぎたが、問題ない。
なぜなら、私に仕事は来ないから。
私の名前はコロル、そしてここは時空界、私達審判者が住む世界
審判者達はそれぞれの世界線に入り異変等を取り除きそれ以上のことは干渉せず自分の元々の仕事をする。
例えば世界線αの審判者「レイカ」
世界線γの審判者「アルス」
少し異質であるが審判者の座を放棄し世界線βに混乱に陥れた「レジア」
私の担当していた世界もあったのだが一人の人間によって壊されてしまったが特に思い入れがあったわけではなく次の仕事を待っていた。
しかし、この一件で私の評価は地に落ち、仕事がなくなった。
…あれ、なんで私回想なんかしたんだ?
まあいいやと思いながらスマホを取る。
メールに一通の通知が来ている。
「妙だな…」
信用がない私に仕事…ましてや通知なんて一切来ない、来るとすれば誤送信の通知だろうが、一応見てみよう。
そこに書いてあったのは
仕事内容
世界線の管理
…誤送信か?
いや、下にコロル宛だと書いてある。
てかいきなりだな、こういう時は季節の挨拶書いた後に目的の仕事内容を書くだろ。
しかしこの私に仕事の依頼?
まあ行ってみるとしよう
神座の間…そこは創造神ルディがいる
奴は私達審判者を生み出す創造者でもある。
基本的に害意はなく良い人だ
コロル「ルディ、お前正気か?」
ルディ「正気だぞ?最近のコロルは暇そうだったからな」
コロル「確かに暇だったが、私の評価覚えてるよな?かなり底辺だぞ?」
ルディ「そんなことより話をしよう」
コロル「今してんじゃん」
ルディ「違うそういうことじゃない 仕事についてだ」
ルディ「君には世界線の保護をしてもらうと同時に誰かの意図で違法に作成された魔王を処理してもらいたい」
コロル「それなら時空警察に頼めばよくね?」
時空警察とは色々な所で起こる不具合、異変などを処理する私達とは少し違う組織
今のトップは確か水先華車率いるグループだった気がする
水先華車は今14歳の優秀な幹部だ。以前上司からのパワハラに悩まされていたが、最近デモを起こし、無事彼女はトップに立つことが出来たのだ。
ルディ「あそこは今世界線αの任務で忙しく、そっちに行けない状況なんだ」
コロル「なるほど、だから暇な私に頼んだと」
ルディ「話が早くて助かるよ」
コロル「そんな早くはないがな」
コロル「じゃ、行ってくるよ」
こうして、私の新たな仕事が始まったのだった…
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに創造神ルディと私、ファンタジー・ルディは無関係で全くの別人です。平民と神です。
あとは投稿頻度が不定期です。
木こりの言葉は次回出てきます