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“あなたを心から愛してる”と私が彼に言っても届かない想いがあるの?

作者: 七瀬








私の好きな男性ひとは、女性ひとに全く興味がない!

彼とは、私と付き合って3年が経つたのだが、、、。

未だ彼に“愛されているという実感が湧かない。”

どこか遠い目で私を見る彼が嫌いだ!

どんなに綺麗な女性ひとが彼の目の前に現れても動揺もなく

冷静に見ている彼は女性ひとに興味がないに決まっている。





・・・では? 彼はどうして私と付き合ってくれたのだろう?

未だに分からない事ばかりだ!




『誠吾って? 私のどこが好き?』

『普通の所かな?』

『“普通?”』

『平均して君は普通なんだよ。』

『それって褒めてる?』

『勿論!』

『私達、3年も付き合ってるけど? 誠吾から一回も好きとか愛してる

って言ってもらった事がないんだよね。』

『何回も言う奴って“安っぽい奴だと思わない?”』

『それでも、女は言ってほしい時があるの!』

『・・・うーん? じゃあ、また今度ね!』

『今度って何時よ?』

『さあ? それはまたその時に考えるよ。』

『どうせ言わないんでしょ!』

『そうかもな。』

『“私は誠吾の事を心から愛してるよ。”』

『・・・うーん? そう、』

『それだけ?』

『うん。』

『心に響かないの?』

『響かないね。』

『もういいわ!』

『あぁ、そう。』

『・・・・・・』






またいつものように、彼にはぐらかされる。

私の事を好きと言わないのは? 本気で好きじゃないか?

それともテレで言えないのか?

どっちにしても、私はこの先も彼から好きとも愛してとも

言われないまま別れるか? 結婚するのかな?

彼は愛情表現は苦手だが、私の事を大事にはしてくれる。




・・・以前、私が熱を出して会社を休んで寝込んでいる時に

仕事帰りに私の家に寄ってくれて晩ごはんを作ってくれた。

私が汗をかけば、体を拭いて服を着替えさせてもくれた。

本当は物凄く優しいのだがそれを表に出さない男性ひと

私はそんな彼が好きだ!

ただ彼の言葉で私の事を好きかどうか聞きたいだけ!

これって? そんなに難しい事なのかな?








 *







・・・でも? 私の高校の時の同級生おとこのこが私に気楽に話しかけて

来た時は、彼の様子が少し変わった。

私があまり見た事がない彼だった。

男の顔というか? 私の事を取られたくない感じがした。




『イオナ? おい、イオナじゃないか?』

『あー琉じゃない?』

『もう時間がないから行くぞ!』

『ちょっと待って。』

『今度、同窓会があるらしいからその時な!』

『うん! じゃあーまたね!』

『あぁ!』

『・・・・・・』







彼はその後、私に彼の事を何も聞かなかった。

気になってたはずなのに強がりな彼。





・・・でもなんだか? 少しホッとした!

完全に彼の心に私の想いが届いていない訳じゃないと分かったから。

私はやっぱり彼が大好き!

彼もきっと私の事が好き、、、なのかも!?

今はそれだけでいい!



最後までお読みいただきありがとうございます。

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