夜の王宮にて、影は瑠璃色に染まる
―思い出さなければ。代償として、失ったものを。否、向き合わずにはいられないだろう。自分はこれから、彼の地へと足を踏み入れるのだから。
かつて崩壊寸前だった王都セインベルクは、多くの苦難の末、陥落を免れた。
王族でありながら、禁忌である魔獣契約に手を染めていたケイト・ハイネル。
新国王の戴冠式を終え、晴れて契約から解き放たれたケイトは、未だ復旧途上にある王国再建に奔走するはずだったのだが―
『聖獣の庭、あるいは忘却曲線』へと続く、もうひとつの過去語りとその後。
かつて崩壊寸前だった王都セインベルクは、多くの苦難の末、陥落を免れた。
王族でありながら、禁忌である魔獣契約に手を染めていたケイト・ハイネル。
新国王の戴冠式を終え、晴れて契約から解き放たれたケイトは、未だ復旧途上にある王国再建に奔走するはずだったのだが―
『聖獣の庭、あるいは忘却曲線』へと続く、もうひとつの過去語りとその後。
第1話 船は、北へ向かう
2022/03/01 16:02
第2話 繰り返される言葉に
2022/03/01 16:04
(改)
第3話 海沿いの街で
2022/03/01 22:28
(改)
第4話 夜の酒場にて
2022/03/07 07:46
(改)
第5話 はじまりの記憶
2022/03/18 17:27
(改)
第6話 ラピスラズリ
2022/03/19 07:44
(改)
第7話 内省と助勢
2022/04/11 16:03
(改)
第8話 聖性への憧憬
2022/04/11 19:26
(改)
第9話 ずっと変わらぬものたちへ
2022/04/17 15:15
(改)
第10話 忘却の石、王宮の夜明け
2022/04/17 20:38