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初めてのすれ違い⑦ 沙織視点
佐藤くん
「き、今日、私がきたのは」
ごめん
「佐藤くんに謝りにきたの!」
本当にごめんなさい。
「佐藤くんと付き合ってるって実感したらなんか信じられなくてどんな顔してあったらいいかわからなくて」
こんな私のことを
"す、好きだから"
佐藤くんは好きっていってくれたのに。
「それに言ってなかったけど、私この歳まで誰とも付き合ったことがなくて……その、佐藤くんみたいにモテる人とうまく付き合えるのか不安もあって」
私はいつだって自分のことばっかりで。
こんな私じゃ佐藤くんを不幸にしてしまうだけ。
「それでこの1週間避けるようなことをしてしまって」
そう思うのに、それでも離れたくない。
「本当にごめんなさい!」
一緒にいたいって思ってしまう。




