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犯行声明〜カシラモジ〜

そういえば中での小説のタイトル言ってませんね、「タイトル」です。

 モイラからの犯行声明。

 これは逮捕への大きな手がかりになる。

「正確には犯行声明というより“次回予告”だ」

 相棒の仁さんは車を運転しながらそう告げる。

「次回予告?つまり、次回の“ストーリー”や“被害者”に付いても書かれてるんですか?」

 私は一番気になってた事を質問する。

 「そうだ、書店のシャッターにいきなりポスターが貼られていてな」

 それ犯行予告じゃん。相変わらず仁さんは日本語が雑だ。

 「だがまあ変な、というより違和感、文の構成が変なんだ」

その言葉に私は疑問を浮かべる。

 「変な構成してな、行を替える必要のないところで変えて。単語しかない列もある」

 そして私たちは現場についた、そして実際に見てわかった。確かに変だ。

[苦渋の決断の

 末に

 絵を焼き払った潤(こんの小説の主人公)そしてついに

 姿を現す

 『息子』

 を名乗る男

 この夏最新刊発売]

 なんだこれは、内容は意味わかる。しかしこの構成は。

「第三者が書いた可能性は?」

 私は思いつく可能性を口に出してみるが否定される。 「実際に書籍が販売されて内容が違っていれば偽物とバレるし、モイラがこれ通りに小説を書くと思えん。何よりメリットがない。つまり本人が書いた物だ。」

 となればこの行の構成は意図して並べられた、

        なんのために?

 モイラ、犯人は無理矢理にでも行を変える必要があった。

 行が変われば………頭文字と尻文字、この2つが手掛かりか?!

 そう考えた時にはそでに私は手帳を出してメモをとる。

頭文字「くすえすむをう」

尻文字「のににすここい」

 これだけじゃわからない。そういえば、

 私はバックから「タイトル」を取り出しす。

 今必要なのは文章じゃない。ページを雑にめくり、目的の物“しおり”を取り出す。

しおりには「ご自由にお使いください」と書かれている。

つまりこれがヒントだろ。

さらにもう一つ私は気づいている。全巻通してしおりの大きさが違う。

「仁さん定規!早く!」

「なんだよお前さっきから急にメモ取ったと思いきや本ガサガサして挙句には俺を顎で使いやがって」

 仁さんは愚痴ってるがポンと定規を渡してくる。

そして私はしおりの長さを測る。 

縦:6.1cm 横:3.4cm 厚さ:わかんないが0.05cm以上0.1cm未満。

 6,1, 3,4, どっちも和は7だ。

じゃ厚さも?0.07ぐらいで0+0+7で7?

 鍵は7だ。そして、頭文字を全て7ズラす。

[くすえすむをう][あかさかりよう]

「赤坂 亮?」

「だれだソイツ?」

「仁さん!今すぐに〔あかさか りょう〕て人がこの付近に住んでるか調べてください!きっともしその人がいるなら、その人は殺される!」


とうとう週一でも投稿出来なかった。

なので内容多くしておきました。

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