第12話 おけいはん
駿河屋さんを出ると、もう2時半過ぎ、結構時間がかかってしまいました。ちょっと急がねばなりません。
宇治橋を左手に見て、目と鼻の先の京阪宇治駅へ急ぎます。
京阪宇治駅は宇治線の始発駅です。ただ、観光地にある大手私鉄の始発駅にしては、ずいぶんとおとなしい(※察してください!)感じがします。
この駅、グッドデザイン大賞を受賞したこともあり、かなりシャレてはいました。が、ホームに出るためには、一度地下に降りてから、また上がるという、ちょっと面倒な行動をしなければなりません(※理由はよくわかりません)。そんなわけで、機能的には???でした。
さて、そんなこんなでホームに上がると、既に中書島行きの電車が停まっていました。平日で、まだ、学生の下校時刻にも早いため、空席も多く、余裕を持って座ることができたのも幸いでした。
しばらく待つと、電車はゆっくりと動き出します。
とりあえず、宇治線の終点、中書島まで。
そこで京阪本線へ乗り換えです。
京阪に乗るのは約3年ぶり、感慨深いものがあります。
ちなみに私は、京都に来たときは、だいたい京阪電鉄を利用していましたので、京都を走る私鉄の中では京福とタメを張るほど乗っています(※市営地下鉄より利用頻度は高いかも……)。確率は7割以上じゃないでしょうか?
車内の『ひらパー』の広告とか、かなり懐かしかったです(※行ったことはありませんがw)。
それにしても、ちょっと気になるのは、以前は、そこいら中に貼られていた『おけいはん』(※京阪のイメージキャラクター)のポスターが見当たらなくなっていたことです。この宇治線でも、京阪本線に乗り換えても、ぱっと見では、見つけることができませんでした。
あの適度なローカル感と絶妙なネーミングセンス。好きなんですけどね~(※後日調べたら、『おけいはん』、まだいらっしゃいました。現在は8代目だそうです!)
中書島で準急に乗り換えて2駅目。
本日最後の目的地は、石清水八幡宮です。
 




