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勇者を断ったら、弟子が代わりになると言い出した  作者: あくありうむ
第一章 プロローグ
5/8

情勢

プロローグ最終話です。説明回です。


大陸には王国・帝国・教国の三大国とその他いくつもの小国が存在する。


三大国はそれぞれの形で周辺の小国を麾下に加え、勢力を伸ばしていた。


王国は同盟の名で


帝国は公国、あるいは保護国として


教国では、宗教的宗主国の属国として


殆どの国々がそれぞれの勢力下に所属しており、残りの僅かな小国らが連合国を創り上げ、大陸の中心に位置することで、三国の緩衝地帯として勢力の均衡に一役を買っていた。


そしてもう一つ、三国において重要な勢力均衡の役割を担う存在がいる。


それこそが、『勇者』である。


勇者とは三大国にそれぞれ受け継がれる『聖剣』の保有者であり、たった一人で国一つに匹敵する力を持つ者たちの事だ。


伝統を重んずる王国では、王族が


実力至上主義の帝国では、単純に強く、聖剣に認められれば身分は関係ない


宗教国家たる教国は、詳細は不明なものの建国当初から存在する現教皇が同時に聖剣の所有者であるとされている。


これらの要素が、勢力間に均衡をもたらすと共に、大陸に平和を築いていた。


だが、安寧はとある一件により陰りを見せる。


三大国の一つ、王国にて政権の所有者であった王子が急死したことが始まりである。


王子急死の理由は今でも解明されていないが、とにもかくにも、直ぐに聖剣を継ぐ者を選定する必要が出てきた。


しかし、王族の中で聖剣に選ばれた者は現れず、王国では勇者不在が発生してしまう。


そんな折、かの大魔導士の唯一の弟子であり、第一皇太子とも親交の深かった、ある天才魔導士が聖剣に接触し、挙句認められてしまう。


この件について、どういった意図や駆け引きが行われたのかは当人らのみしか知りえない。


ただ、結果として、魔導士が中央から追放された。


二年後、魔王復活をきっかけに起こるあの出来事の中心人物の一人たる、フェルト・ライブラーその人である。




―――――――とある観測者の手記より

ここまでシリアス?な雰囲気ですが、本編はあらすじ通り、ほのぼの無双です。周りがシリアスなだけです。


定期更新頑張ります。

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