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走る凶器


こんにちは 紫雀です。


つい先週の事です。

明け方の四時頃 だんだん大きくなる救急車の音で目が覚めた。

そして、その音に重なるように何台ものパトカーのサイレンの音が

あたりに響き渡った。


家から近くていつまでも鳴りやまない。

近所で火災でもあったのか?それとも交通事故?

朝10時過ぎ、車で住宅地から国道に出ると

反対車線が交通渋滞の上、規制がかかっていた。


5台のパトカーが感覚を置いてとまり、物々しい様子で

三人の警察官が交通規制と

残りの四人で現場検証をやっている。


進行方向手前でエンジ色の自転車が倒れていた。

どうやら少し離れた激安スーパーの車両入り口が現場らしい。


車両入り口には被害者の死を予感させる大量の血液が

路面に血だまりを作っていた。

人の血液はある程度時間がたつと凝固するものだと思っていたが

最初の通報から何時間もたっているのに、それは生々しい液体のままだった。

流れた血液の量が多すぎるのだ。


憂鬱な気分で現場を通りすぎた。

おそらく、交通事故だろう。


血の量からみて、ひき逃げか?

逃げた時点で事故は凶悪な犯罪にかわる。


私達は、毎日走る凶器を運転しているのだ。

気を引き締めて運転をしようと

改めて、肝に銘じた事件だった。


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