表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/124

ゆうのある日のお弁当

こんにちは 紫雀です


今、住んでいる所は、中学校に給食のない地域です。

おかげで、ここに住んでいるお母さんは、毎日、毎日、

手作り弁当を作るはめになります。

(これは、弁当作りが得意ではない私には、結構つらいです)


はやく、中学生用の給食センターができる事を切に、願っているのですが、

いまだ出来る気配がありません。それもこれもみな、市が貧乏なせいです。(>_<)

おっと、失礼!。本題からそれました。


ある日、ゆうちゃんが所属している合唱部からお手紙がきました。


『お弁当を持参して、学校6時半に集合』

えっ、弁当作って、ロクジハン……。

無理!低血圧の私には、とても無理!



「ゆうちゃん、ごめん、明日、おべんとう作らないから、パン持っていってね」

「えっ、マジで!うん、わかった。買ってくるね(^-^)ノ~~」


何やら嬉々として、パン屋にに駆け込んでいったゆう


「何、買ったの?」

「うん、これ❤」


「えっ、コレ?」


なんと、ゆうの手に握られていたのは、

なんの変哲もない普通の食パンだったのです。


「これ、持っていくの?」

「うん、だって、これ!あの店で一番おいしいんだよ。」


そうだけど、これって……。

わたし、とっても酷い親とかって思われるよね、たぶん……。


次の日、お茶と食パンをお弁当として持っていったゆうちゃん

皆に驚かれたのは、言うまでもありませんでした。



ははっ、私ってこんな人です。σ(^_^;)

おしまい



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ