表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/124

連合子ども会


こんにちは、紫雀です。

私、くじ引きは運がよくない方なんです。

宝くじを買うと必ず当たらない!

でも、なぜか「役員」の時は

必ず「当たりくじ」を引いてしまうんです。


それは、5月の始めのことでした。

「子供一人につき、一回は子ども会の役員を引き受けること」という

誓約の元に次女のために役を引き受けました。


そして、地区限定の単位子ども会に入るということは

自動的に同じ小学校に通う地域全体の

「連合子供会」に入るという事になります。


そして、連合子ども会の執行部は当然

全員を集めてのくじ引き大会になります。


「で、だれが引くの?あのくじ」

「それは、とーぜん Sさんだよ」


皆の視線が私に集中した。


えっ、なんでーーー?


くじ引き会場に到着する前に

さんざん自分がくじ引きに弱いことを説明していたのに

それでも、なお、私に引けというのか?


「ちょっとー、私が引いたら絶対に役を引き当てるよー

 それでもいいのぉー??」


一応、抵抗を試みる。


しかし、私の話を信じていなかったのか。

皆の態度は変わることは無かったのです。

その場にいた三人ともひけひけモード


「ほんとに引き当てるからね、知らないよー」


といいながら仕方なく、くじをひきに行きました。

そして見事「副会長」を引き当ててしまいました。

はあっ……これが宝くじだったらどんなに嬉しいか……。


「だから、言ったでしょ。副会長よ。引き当てちゃったじゃない」


あぜんとする三人

私、ぷんぷんモードで会場を後にし今現在、

「副会長」の仕事をこなしているのでございました。


でも、こういう役員名は名ばかりで、実際の所

ただの雑用係だったりするんだよね。


┐( ̄ヘ ̄)┌


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ