介護、踏んだりけったりな話 その5
「胃ろうの手術をしないってどう言うこと?」
「うん、医者が診察して問題なしって・・・」
「問題なしってそんな!だって、マヅイよ、現場が問題ありっていってんのに」
「医療費、60円だったから」
「はあっ?」
60円って……カルテかなんかの紙代?
ホントに医者が何もしなかったのがわかる代金だ。
「そんなんで……いいの?」
「うん、施設の人に電話したら、『それでいいです』って言ってた」
ますます、わけがわからーん( ゜-゜)( ゜ロ゜)(( ロ゜)゜((( ロ)~゜ ゜
一体、何のために事故にあってまで、病院までいったのよ。
「とにかく、これから施設に帰るから、迎えに来て」
「……わかった」
運転席について、車を運転しながら
「手間をかけさせられた怒りと納得できない疑問」が同時にわきあがってきて
〆〆ユートピアについたときには、怒りがマックスになっていた。
おじいさんの病室に着いた時、介護士さんが声をかけてきた。
「事故にあわれたそうですが、お体大丈夫でしたか」
「……お体?……ダイジョウフですよ、クルマは、傷がつきましたがね。」
ぶすっと八つ当たり、
介護士が悪くないことはわかっている……・
だが、そもそも、病院にいかなきゃ、こんな事故にはあっていない。
不満をどうあらわしていいかわからず、ついつい態度に出てしまう。
「アーッ、バカバカシイ、何のために病院に行ったのかわかんない」
聞こえよがしにそう言った。
その声を聞いてか、看護婦長が飛んできてことのなりゆきを説明し始めた。
「実は病院から電話がありましてね」
「……。」
「○×先生がかけてこられて,問題無いので、手術しませんって言われたんです」
「それで?」
「それで、うちの嘱託医に相談したら、○×先生は
この道の権威だから、いわれる通りにしなさいといわれたんです」
『……権威?そんなもんで引き下がるの!!
介護の現場の判断で手術してほしいって思ったんでしょ?』
いいの?それで?
あーっ、なんだか納得のいかない出来事でした。
それなら勝手に診察の予約なんかしないで、
もっと病院と話をつめてからこっちにもってこいよ!(怒
でないと私も蓮舫議員みたいに仕分けしちゃうぞ!
「その手術本当に、必要ですか?」ってね
このたびの出費、介護タクシー代 7560円
相手の車の修理代、、予測不可能
やれやれ(>_<)
いやな年明けとなりました。
以上、紫雀の体験談でした
「あーっ、ホントにやってられない」