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困ったおじさんやってきた!その二

6月の半ばすぎ

おじさんはまたまた、電話をかけてきた。


「今度、そっちへ帰るから、アパート物件を見るのを案内してほしい。」

「わかりました。お帰りの際には、連絡してきて下さい。

平日でしたら、妻が案内しますから」


当然だ。仕事で忙しいのに、休みをとってまで

だんな様が付き合う必要はないわよ。


かくして、平日に賃貸アパート物件を見て回ることになり

私が案内を務めました。


飛行機でやってきたおじさんを出迎えて、一旦ホテルに荷物を置き、

不動産情報誌をたよりに物件を見て回った。


つごう、6件


どこを見ても気に入らなかったらしい。


米子に一泊して、契約も何もせずに

帰っていった。


その次の月、


またまた、おじさんから電話。

「今度こそ決めたいから、物件をみてほしい」

とのことだった……。


また!!……。

( ̄_ ̄ i)

「わかりました……。」


逆らうことを知らないウチのだんな様はどこまでも素直だった。

今度は、夫婦で土日に見て回ることに……。

不動産屋の受付嬢は言った。


「熱心に見て回られても、本人が気に入らないとね。」

その通りだと思ったけどね・・・


やっぱり、4件ほど、見て回ったのです。


はあっ、やれやれ……。


つづく

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