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職場は選ぶべきだ!


こんにちは、紫雀です。

さて、本日のお題、「職場は選ぶべきだ!」と書きました。

「この大不況に何、寝言、言ってんだ-!」と、

どこからか怒りの声が飛んできそうですが、

20年前の当時の私は、本当にそう思っていました。


職場を選べないのは、不幸なことなのです。

私が勤めていた当時のゴルフ場(職場)は、とてもケチで

従業員には、不満の残る職場でした。

4年間勤めた後、


「海外旅行がしたいので、仕事を辞めます。」


という理由で、私は職場を辞めました。

休みのロクにない、ハードな仕事で、

月々10万程度で雇われているのがバカらしくなったのです。


(なまいきに聞こえますが、当時は売り手市場で他に職場はたくさんありました。)


支配人の家におじゃまして、理由を告げ正式に会社を辞めることになりました。

翌日、支配人は同僚の経理をしていたおばさんに

「Sがやめるから、退職金の計算をしておけ」に言いました。


「……Sさん、……見習い扱いになってますけど……」


えっ?∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


見習い扱い?



私は、この事実を、この時になって初めて知りました。

そして職場を辞める日、「非常識な支配人」は

臆面もなく、このようにのたまったのです。


「なあ、S、海外旅行が終わったら、また帰ってきて勤めないか?

そしたら、こんどは正社員にしてやるから」



4年も待たなくても正社員にしてくれるところは、

他に掃いて捨てるほどあるでしょう。


怒りをかくして、笑顔で

「お断りします」( ̄▽+ ̄*)

と返事を返しました


4年も勤めた職場だったのに、私の扱いは、

4年間たっても、「見習いのまま」だったという事実を

知れば、どれだけ支配人がケチだったかご想像いただけるかと思います。

見習いなら、給料は安くてもいいので、こういう扱いだったんですね。

「勤めている間も職員を大事にしよう」という気持ちは微塵も感じられませんでした。


つい最近の話です。

下の子みゅうの同級生のお父さんが、会社を辞めたそうです。

「えっ、一体何があったんです?」

「うちの人、ガソリンスタンドに勤めてたんだけど、ノルマがきつくてね」

「……ガソリンスタンドでノルマ?」


「そうなのよ。うちの営業所、架空売り上げが多いのよ」


「たいへんですね。」

「先月もノルマが10万ほどあって、達成できなかったから、ぜーんぶ持ち出しよ」

「持ち出しって、自腹切るってことですか?」

「そう、気がつけば、貯金を皆つぎ込んでて、ほとんどゼロよ

 こうなる前にはやく相談してくれればよかったのに……」


 旦那サンは奥サンに内緒で貯金を「ノルマ」につぎ込んでいたらしいのです。

 世の中いろんな職場がありますが、やはり職場は選ぶべきだと思うのです



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