表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/124

後ろの人

こんにちは、紫雀です。


毎日塾通いの長女

私との会話も塾の話が多いです。

ついこの間も塾仲間でこんな話をしていたらしいです。


以下、長女モードで


A 「うちの学校、自販機の炭酸が多いんだよねー」

B 「あっ、うちの学校はそんなに多くないですよ」

A 「ジュースばっかりで、やばいへん」


先生「ああっ、ジュースで思い出したんだけどさ」


AB「はい」


先生「昔の同僚に変なやつがいてね」


先生「普段あんまりジュース飲まない奴なんだけど、

  ある日珍しくそいつがジュース飲んでたんだ。

  で声かけたんだ。


  『珍しいねぇ、君がジュース飲むなんて』

  そったら、そいつなんって言ったと思う」


AB「……なんって言ったんですか?」


先生「『僕は好きじゃないんですけど、後ろについてる人が好きなので』って

   言ったんだよー」


一瞬、その場に冷たい空気が流れた。


先生「その後ろの人は『彼のおじさん』だって言ったんだ。」


AB「」

A「……それって、妄想……ですよね」

B「……はははっ……(;^_^A」




昔の漫画に「うしろの百太郎」、現代漫画に「ヒカルの碁」っていうのがあったけど

そういう、類の話ですよね……。


実際にいるんですよ。こういう人って

私の同級生にも、霊と話す人がいて、彼女についている背後霊(守護霊)は

江戸時代の武士で、切腹して無くなった人だったんです。


死んだ時の状態ででてくるので、腹に刀がささったまま出てくるといってました。

彼女は、私の「後ろの人」も当てました。


私の守護霊は「早世した私の父」でした。

短大で知り合った彼女は、父の風貌など知るはずないのに

見事に言い当てたのです。


でも、彼女の周りにこうゆう話を信じる人は、あまりいなかったらしく

彼女は、両親の手で、精神病院に入れられてしまいました。

理解のない人の前では、こんな話はタブーなんですよね。

彼女は、狂人らしいところは、全くなく、ごくごく普通の人でした。


彼女は孤独で、かわいそうでした。

短大時代の友達だったんだけど……。

卒業と同時に音信不通になり

今でも、彼女の力になれなかった事を悔やみます。



以上、紫雀の体験談でした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ