表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124/124

足りないわ!

永い間、文章が書けなくて、今、リハビリ中です。トホホ…。

下のこどもが中学3年のときのことだ。

クラスのお別れ会でバーベキュー大会をすることになった。

事前にPTA役員が集まり、場所、日時、1人当たりの食材の量をきめる話し合いがもたれた。


「肉は一人当たり200gから300gくらいでいいんじゃない?」

「そうね。うちもだいたいそのくらい」。

「じゃ、あいだをとって、250gでどうですか?」

「いいわね」

「ちょうどいい量じゃないかな」

次々と賛同の声があがるなか、私の隣に座っていた彼女がボソッと一言つぶやいた。

「……たりないわ」

そのつぶやきは、あまりにも小さく他の人には聞こえない様だった。

えっ、たりない?うちもだいたいそのくらいなんだけど….。

彼女はつづけた。

「うち、四人家族なんだけど、肉はいつも4キロ買うわよ」

……4キロ

えーと確か、彼女の家は中学生と高校生の女子二人に、旦那様と奥様の四人家族。

単純計算で一人一キロづつ食べている事になる。


規格外すぎる。(@_@)

子供が学校を卒業して10年ほどたったある日、彼女に出会った。

雑談の後、一言聞いた。

「今でも、焼肉の時は肉を4キロ買うの?」

「うん、もちろん!」彼女は笑いながら答えた。

歳をとると肉より魚にシフトすると言うが、こんな家族もあるらしい。

以上、紫雀の体験談でした。




実話ってすごいですね。(*^。^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ