牛乳の話
こんにちは 紫雀です。
「この、牛乳まずい!!」
ある日、牛乳を飲んでいたゆうが言った。
「えっ、まずい(・・?)」
あわてて、日付を見ると昨日の牛乳
しかも、今あけたばかりです。
一口飲んで、なんら、異常ありません。
「別に、いたんでないけど……。」
「違う!そういう意味じゃなくて、薄くてマズイ」
「えっ……。」
薄くてマズイ??
慌てて、商品を確認しました。『〇〇のさわやかしぼり』生乳50%未満
なるほど、そうだったのね。つまり牛乳じゃなくて、加工乳だったのね。
「ゆうちゃん、これ牛乳じゃないわ。加工乳だわ」
「もうっ、今度はちゃんと牛乳買ってきてね」
「はい、はい」
別な日
牛乳パックをあけてかってに飲み始めたみゅうが言った。
「これ、まずい!!」
確認するとまたしても『まきばの〇番しぼり』だった。
あんたたちの舌って……一体……。
「こんどは、ちゃんと成分未調整を買ってくるからね」
「おねがいします!」
でも、おかしいな。こんなの買った覚えがないんだけど……。
数日後、
夜、ダンナ様と一緒に買い物をしていると
カゴの中に、加工乳を発見!!
『犯人はあんただったのねーーー。』
「これ買うのやめよう」
「なんで?」
「だって、子供がまずいって言ってるよ」
「あっ、そう、ならこっち」
だから、ジュースじゃなくて……主旨が通じない……。
この日は結局、理由をちゃんと説明して、成分無調整3.6牛乳を買いました。
もう買ってこないだろうと思っていたら
その数日後、台所のテーブルの上にまたしても……。
こりない。一体だれが飲むの?、これ……。
誰も飲まなかったので、
シチューの中に入れたのは言うまでもありませんでした。
以上、紫雀の体験談でした。