峰月高校に来ちゃいました
三十分後
「ここが峰月高校か、結構でかいなぁ」
学生A
(ねえ、あの子何で帽子かぶってサングラスしてんの?不審者かな?)
「あ~やっぱり変だったかなこの服装」
現在の雄大の装備
頭…帽子(変装用)
顔…サングラス(変装用) マスク(風邪)
上下の服…黒のジャージ(寝巻き)
右手…女子用の水着袋
左手…特に無し
以上!
うん、完全に変質者だよな。しかも女子用の水着持ってるから尚更怪しいし俺もこんな格好してる人いたら警察に電話するもん。
「早く姉さんの所に行こっと」
(一方二年A組では)
「ねえ由実果~、あんた水着忘れてたけど、どうすんの?」
「ふっふっ~ん!私には頼りになる弟がいるのだよ亜澄君」
「いや誰の真似だよ!つかあんた弟がいたんだ」
「いやなんでそんな反応になるのよ!」
「いや~てっきりあんたの頭の中の弟だと思ってさ」
「それ酷くない!?いつから亜澄ちゃんの中で私がそんな頭が痛い子みたいになってたの!?」
「う~ん、初めてあったときから?」
「亜澄ちゃんのバカー !アイドルオタクのくせに!」
「なっ!今はアイドルのことは関係無いだろ!?大体あたしが好きなのは雄様だけだし!」
「亜澄ちゃんってホントにアイドル好きだよね」
そういって少し距離をとる由実果である。
「当たり前だろ!」
「ふっふっふっ!そんな亜澄ちゃんに良いことを教えてあげようではないか!」
「はあ?良いことってなによ?」
「実はね私の弟はねなんとーーー」
「姉さーん!」
そこにガラガラ声な少年の声が響いた。と同時に由実果と亜澄、Aクラスの者達全員が消えた。