目覚め
読んで頂きありがとうございます。
「おーい アムル。こっちに来いよ」
幼馴染みのラングがぼくを呼ぶ声が聞こえる。ぼくは、声がする方に走っていこうとした。
突然の頭痛がぼくを襲った。頭が中がにガンガン響く。ぼくは言葉にならない叫びをあげる。
目の前に地面がどんどん迫ってくる。
ラングが何か言ってこっちもに駆けよってくる。
頭が痛い。痛い。痛い。痛い。イタイ。痛い。イタイ。痛い。イタイ。痛い。いたい。痛い。イタイ。痛い。イタイ。
そうして、ぼくはいしきがうすれていった。
気が付くと自分の家?のベッドにいた。少し疲れた表情した母親?がいた。
「ああ!!目を覚まして良かった。
頭はもう痛くない?
大丈夫?
お腹は空いてない」
と心配そうに矢継ぎ早に声をかけてきた。
「もう大丈夫だよ。少し疲れているからまた寝るね。」
そう応えてから、すぐにまた寝てしまった。
次の日の朝に目覚めると、お腹がとてつもなく空いている。母からスープの山盛りとポーションがテーブルに置かれた。
食べ終えたら、教会に連れて行かれて、ヒールをかけてもらった。
どうやら俺は3日間も寝ていたらしい。
頭が中には、前世の記憶とやらがあるし、アムルートとして、生きてきた9年間の記憶もきちんとある。
異世界転生だ!!
これからは俺の時代だ!!