表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

殺した後の話

ずぶ濡れのように血を浴びた、クロジャンの男が木の扉を開けた、そこから、この物語は、始まる。


その夜更けの部屋に

それが入ってきた

それを待つ少女は

さっきまで、その年頃の女性が見そうな

ティーン雑誌を見ていたが

おもむろに犬が飼い主を待つかのごとく雑誌をテーブルに置くと、木が基調とされている薄暗い部屋の扉を見た


しばらくして階段が軽く響き

[ドッン]と茶色い扉が開く

そこに立っていた男を見て

さっきまで、つんと無表情だった彼女の顔がほころぶ


しかし男はそれには気づかず、まるで家具の一つだとでも言うように、その横にあるシャワールームへと入っていった

ちなみにトイレは部屋の外にある


しばらくしても彼女は雑誌を見ること無く

ただただ面白そうに

さも楽しげに、シャワーの音がする扉を見ていた



しばらく見ていたが不意に椅子から立ち上がると

小さいが最低限のものは揃っている小綺麗なキッチンに入り

アルミに白身魚とキノコ、ピーマン等をいれ

仕上げに高級なオリーブ油を垂らし塩を少々ふると

オーブンにいれた


しばらくして出てきた男は台所隣接してあるコーヒーポットからコップにそれを注ぎお決まりの椅子に腰かけた、そこにはパソコンが置かれており、彼はそれを起動させると一息つく


彼女は猫がだるそうにそれを見るようにそれをキッチンから頬杖をつき眺めていたが

不意に立ち上がり彼に近づいた


それはコーヒーをのみながら、異質に青白く光っている画面を眺めていたが

彼女は軽くその横で腰をおとして彼と同じ位置になると

いきなりコーヒーから唇を放したそこに、自からの口を押しつける


彼はいきなりの事に

目の前の高級そうなパソコンに黒い液体を

ぶっかけていた



暫く説教をした後に、彼女を猫のように首元を掴み

外に出そうとしていた

[お前と言うやつは、今日と言う今日こそ出てってもらうぞ]

そんな時に

[チーーン]

とオーブンがキッチンで鳴る

[あっいけない]

彼女をはそう言うと、彼の腕からブランコのように揺らし逃げ出すと、キッチンに逃げ込む


暫くすると何とも言えない良い匂いが狭い木の多い部屋に充満して彼の嗅覚を刺激する


暫くして木のテーブルは、かたずけられ

変わり白いテーブルクロスが引かれ、その上には

赤ワインが入ったグラスと白い器にさっきのグリル焼きの魚等が小綺麗に盛られ、彼の前に置かれている






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ