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畜生変  作者: 感 嘆詩
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随分

「あ、おはよー」


ガルバとセガはキャンバス用の布でお勉強しているようだ。昨日はかなり険悪な様子だったとおもったんだが。


「あー、考えたらさ、赤ちゃん出来てもわたし何にも知らないじゃない?だからお勉強」


「仲違いしてそのまま一家離散か、とか思っていました?」


「え?あれくらいで?」


「そう言わないであげてください。種はガラスのハートなのです。役者くずれにふさわしい繊細さですね」


寝付けずにいた俺馬鹿みたい。まあ、役者くずれは否定しないけど。


「山の向こうに行けないなら、ジャングル越えるしかないよね」


「ええ、そうですね。あの巨人は倒せないとおもいますよ。実際みた訳ではないですが」


「じゃ、帰ろっか」


「シャチはどこにいるんだい?」


「教えない」


くぅん


「別にいじわるとかじゃなくて、何やってるのかわかってるんだけど邪魔しちゃわるいから教えない」


くぅんくぅん


「わたしには大事だとは思えないんだけど、年取るとそう思うんだってガルちゃんが言うからしょうがないんだよもふもふ」


「種は知らなくても良いことですよ。そのうち種明かししますよもふもふ」


随分と追い詰められていたので心配していたが、セガは落ち着いたようだ。再びジャングルへ向かえば、毛並みが替わって気分も変わるだろうか。僕だけが犬の姿をやめられないままだ。

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