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魔王の娘と四天王の息子  作者: アッキ@瓶の蓋。
最終話 そして永久に……後、勇者を

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59/60

そして解説へと……

 物語には様々な話がある。けれども、魔王セドーマ様と勇者達の戦いは酷かった。



 まず見せ場が無い。

 それに心理的状況も悪い。

 全てにおいて、この戦いはあまり面白くは無い。



 こっそりクローンと言うか、影武者を用意はしていたんだけれども、それを使ってこっそりと私、ガンマ・デーメオンはその物語を観察していた。それがガンマ・デーメオンの、私と言う存在だからである。



 魔王と勇者との戦いを観察し、それを物語として書き記す。書き記して、書き記した物語を書物として出版したり、その戦いを参考にして次の魔王への糧とする。



 魔王が勝とうが。

 勇者が勝とうが。

 私にはどうだって良かった。



 ただただ、面白ければ良かったのだ。



 皆に『愛』が芽生えるような、そんな物語が書ければ良かった。けれども、そうにはならなかった。良い物語とは言えないし、あんな短い話では『愛』はあまり生まれない。



 だから、私は電気を集める。自らの力の源である電気を、我が『愛』を注いで生まれさせた眷族達に電気を集めさせる。



 そうやって、集めた電気を力に変えて、もう一度やり直そう。

 『愛』が生まれる、魔王と勇者の物語を!

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