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魔王の娘と四天王の息子  作者: アッキ@瓶の蓋。
最終話 そして永久に……後、勇者を

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そして侵入へと……

 かなり更新が止まっていました。すいませんでした……。

 そして竜へと変化したウサギに乗って無事に魔王城へと辿り着いた僕達は、魔王城にてやって来た僕達はガンマ・デーメオンが作っていた飛行船に乗り込んだ。



「乗り込んだのは、良いんだけれども……。ガンマ・デーメオンの居る『愛金属』へと乗り込むのに、ガンマが作った飛行船を使うとは……」



 皮肉な話だとは思う。だけれども、こうでもしないといけないのだからしょうがない。



「目の前に、敵発見!」



 飛行船で飛んでいる僕達の前に、『愛金属』とそれを守るようにして立っているドラゴンの姿があった。



「人よ、働かなければならぬなり」



 人を無理矢理使うドラゴンを見て、レインと人間形態に戻っていたウサギが船の外壁に立つ。



「勇者としてなんとかしないとなのでして!」



「……あのドラゴンは私が倒す」



 そう言って、飛行船から飛び降りたレインとウサギは、ドラゴンとそれに操られた人々と戦いを始めだした。



 そして、残った僕達の前にあるのは『愛金属』。あそこに乗り込まない事には何も始まりはしない。



「……遂に、ここまで来たのです」



「そうじゃな。四天王の癖に、魔王に黙ってこんな大騒動を起こしたツケは払って貰わんとな」



「や、やるしかないですよ、あなた」



「えぇい、くっつくな!」



 僕達4人とも、それぞれ気合十分だ。僕は舵輪を紐で縛って直進、『愛金属』へ突っ込むように縛って置く。そして目の前の『愛金属』から出て来る金属質な魔物達。



「ガンマの作った魔物、ですね。金がかかっているだろうな」



「ベータ……」



「パテカニア様に言われなくても分かってますよ」



 流石にこの状況で、あれを取って金を得ようとは考えていない。せめて、この戦いが終わった後、取って売ろうとしているだけだ。



「さて、ここからが正念場じゃ。みな、気を引き締めて行くのじゃ!」



 と、そう言うロリっ娘のセドーマ様に言われても、示しが着かない。



 しかし、僕達は己で気合を入れて、襲い掛かってくる魔物達に向かって各々の技を使っていた。

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