表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王の娘と四天王の息子  作者: アッキ@瓶の蓋。
第4話 海だよ! 全員集合!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/60

謎が浮かび上がる! 探偵は元魔王様!

 この温泉街の謎は多く残ってはいたが、一応時間と言う事で揃って集まって情報交換を進める運びとなっていた。



「……と言う訳で、お兄ちゃんと一緒にこの温泉街発祥のお店であるキャバクラ、『ハーティクル』を調べておきました。結果、蒸気だけしかないと言う事が良く分かりました」



「そうです。僕もそれが意見です」



 ユメと僕はそうセドーマ様とパテカニア様に報告しておいた。正直、これでどうにかなると思ってはないんだけれども。



「パテカニア様の方はどうだったのでしょうか?」



「――――――えっと、『地熱』と書かれた羽織を着た変なワーキャットが居ましたです。ここら辺はあの猫娘の縄張り見たいです」



「じゃあ、そのワーキャットが何をしてるのか。今はそれが重要ですね」



 このテクシス海岸を発展させたワーキャット。そいつはここで何がしたいんだろう?



「温泉……ワーキャット……地熱……」



 セドーマ様は必死になって彼女が何をしたいかを考えていらっしゃる。



 今のセドーマ様には昔のような圧倒的な力はなく、その圧倒的な力でワーキャットから情報を聞き出すと言う事は出来ない。さて、どうしますか?



「やっぱりここは一度温泉にでも入って、さっぱりしましょう。幸いなことにここはどこもかしこも温泉ばかりですから」



「そうか! 分かったぞ!」



 と、セドーマ様は急に大きな声をあげる。



「び、びっくりしましたです。お父さん、何か分かったです?」



「あぁ、パテカニア。謎は全て解けた」



 セドーマ様はそうフフフと笑っていた。僕はそれを写真で撮り、後で高値で売り付けるよう手配していた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ