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Dole Boy

作者: 雨音れいん


陶器のように滑らかな白い肌


華奢なカラダに儚さを纏い


愛でられ 鑑賞され 縛られてきた


彼はまるでお人形

お人形という名の“道具『操り人形』”


でも 彼は誰かの“道具”『操り人形』なんかじゃない


心と意思を持つひとりの『人間』


そして彼は


いつしか気付いてしまったんだ


糸に繋がれ右へ左へ


誰かに操作うごかされ

休む間も与えられず


   それじゃまるで操り人形だと



笑えと言われれば笑い


泣けと言われれば泣き


踊れと言われれば踊る




 でも


自分はお人形なんかじゃない


誰かに操られるのはお仕舞いだ!



 もっと生きやすい場所はきっとある


窮屈な箱の中から飛び出して


新たな一歩を踏み出そう


彼はそう決めた



彼は箱の中に閉じ込められた


ただのお人形じゃない


彼にだっていろんな意思や主張がある


胸の奥に秘めた···


それはいつか解き放たれる

そう信じて



願おう




どうか途中で捕まらないで


誰にも捕まらないで逃げ延びよと




There is paradise over there


There is paradise over there···


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