痛切な反省と心からのお詫び
自分たちが生まれる前の出来事について、真相を知ろうともせず、日本民族を悪者だと決めつける人の気持ちが分からない
大震災から半年後、民生委員さんが、仮設住宅へ様子を見にきてくれた。
私:村山内閣総理大臣談話が発表されましたね。
委:日本が[植民地支配と侵略によって…アジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えたので…痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明…]したんだ。
私:日中戦争始まったとき、村山富市さんは高等小学校の生徒だったんですよね。
委:そうだよ。
私:日中戦争が始まったのは、日本軍と中国国民党軍を戦わせるため、毛沢東軍が罠をしかけたと聞いたことがあるんですが…
委:そういう説も有る。
私:「わが国は…植民地支配と侵略によって…アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」て言ってるけど、当時、高等小学校の生徒は、そんなことを知ってたんですか?
委:当時、ほとんどの日本人は、アジア人同士が助け合って理想的な社会を作ろうと考えてたんだよ。もちろん、どの生徒も「大日本帝国が、植民地支配と侵略によって…アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与える」なんて露ほども考えなかった。
私:じゃ、何故、村山さんはウソの談話を発表したんでしょうか?
委:…
気まずくなったので、話題をかえた。
民生委員さんが帰られたあとで、2年前に発表された河野内閣官房長官談話の文章を思い出した。
「従軍慰安婦問題は…当時の軍の関与の下、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は…心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」という文章を
(ちなみに、当時起こされていた裁判は、後に、除斥期間が過ぎたという理由で慰安婦側が負けた)。
河野談話発表の直前に、NHKが「天安門事件での虐殺は無かった
https://www.youtube.com/watch?v=C-8a255cx5c&feature=youtu.be
」と報道していたが、村山談話発表も、
愛国主義教育実施綱要を発表し抗日歴史教育で愛国心を育てて六四天安門事件を思い出させないようにしようとする中共政権にとって
非常に都合の良いタイミングだったように思う。
報道関係者、国会議員、官僚らが、自分たちが生まれる前の出来事について、真相を知ろうともせず、日本民族を悪者にしようとするのは、何故なのか、本当に分からない。中国や韓国に技術を横流しする為の口実がほしいのだろうか?