中共戦略RCEP
これだけ、懸念や問題点の多いRCEP、なんで結ぶんでしょうね?
市営住宅集会所へ講演会を聞きに行った。
演題は「RCEP」。内容の要点は次の通りだった。
2021年2月24日に閣議決定され、今国会で審議される[Regional Comprehensive Economic Partnership]は、加盟国(ASEAN10箇国+日中韓豪乳)間で自由な貿易を進めるための経済連携協定。人口22億6千万人、世界のGDPの3割を占める。
RCEPによるGDP上昇率見込みは中国が最高
RCEPには、知的財産、環境問題、労働者の権利、国有企業に関する規定が盛り込まれていない。
〔TPPは、環太平洋諸国(中国、韓国等を除く)の経済連携協定。数千品目の関税引き下げに加えて、労働・環境保護の高い基準を設定し、知的財産権や為替操作についても新たなルールを掲げる。人口5億人、世界GDPの13パーセント〕
RCEPに関する懸念
・中共的軍民融合戦略に利用される。
・デジタル人民元普及戦略に利用される。
・ファーウェイを通じての中共ぐるみのスパイ工作
・日米韓離間効果
・アメリカの対中制裁無力化
・〖一帯一路+RCEP+BRICS〗で、アメリカとの覇権交代を狙っている。
・協定書 9章「自然人の一時的な移動」による移民増加
・偽ブランド商品増加
RCEPの問題点
・インド離脱→RCEP内での中共の比重増大。インドの知的財産権侵害野放し。BRICSを通じて中共はインドを利用できる。
・台湾排除→中共的経済封鎖戦略→台湾征服を狙っている。
講演会聞いたあと、Aさんと話した。
私:これだけ、懸念や問題点の多いRCEP、なんで結ぶんでしょうね?
A:政治は、選挙民の私欲を無視できない要素をもっている。
石原慎太郎でさえ、中共を利するだけのパンダ誘致に納得できない気持ちを表明しながら、地元商店街の利己心を抑えることができずに、都税をパンダ誘致費に充てざるを得なかった。
一部選挙民の私欲を押し通させず、国民全体の利益を護ることができるような仕組みを創らないと…
〔注:「私欲」参照〕
私:NHKのウソ報道も止めさせないと日本は滅ぶかもしれませんね。
〔注:「イラネッチケー」参照〕




