いつか視た光景
マイノリテイー尊重がマジョリテー虐待へと方向を変えた
市営住宅集会所のコミュニティカフェに行った。
A:‘Black Lives Matter’て知ってるかな?
B:2020年5月25日、アメリカ北西部で、黒人が警官に首を踏まれて窒息死したことから起こった抗議運動ですかね?
C:インターネットの動画サイトで、「息ができない…ママ,ママ」と叫びながら警察官の膝の下で死ぬ生々しい映像が流れ、それに共感した若者たちが映像を拡散したり街頭に出てアピールした。
米ツイッター社は、トランプ氏によるツイートに、返信もリツイートも「いいね」もできないようにした。もっと早くから利用拒否できた筈だが、大統領選挙戦の最高潮で、狙いすましたかのように決定打を放った。
D:5月31日の朝、カリフォルニア州のビクタービル市で、30代の黒人男性が木の枝に首をつって死んでるのが見つかった。
A:6月10日の朝には、パームデール市で20代の黒人男性の首つり死体が発見された。
B:警察が自殺と判断すると、遺族らが自殺する筈ないと主張したそうです。
C:ニューヨーク市の公園では、木の枝に絞首刑に使うような縄が掛けられているのが見つかり、知事が憎悪犯罪担当部署に捜査を指示した。
私:それらを受けて徹底捜査を求める抗議デモが発生したんですね。
D:デモに便乗して、商店を壊したり商品を略奪したり建物や車に放火するなど、暴動が各地で起こった。
私:商店を壊したり商品を略奪したり建物や車に放火するって無茶苦茶ですね。批判が起きたら、運動は下火になるように思えますが…
A:批判の声を封じたのが[カカシ論法]だ。強奪や放火に言及しようとすると、「黒人の命は軽いというのか!」と反論されるだけでなく暴力を振るわれることもあった。
B:マイノリテイー尊重がマジョリテー虐待へと方向を変えましたね?
C:少数不良警官の悪行を口実に、警官攻撃が正当化されたら治安が悪化する。
D:警官の殉職者数でいうと、アメリカは日本の30倍だ。しかし、「警官の命も大切」という‘Blue Lives Matter’を口にすると、[カカシ論法]で差別主義者扱いされて酷い目にあわされる。
私:「トランプ大統領を支持すると言ったら、黒人殺しの犯人扱いされる」って聞きましたが…
A:だから、隠れトランプ支持者が多いんだ。
B:警官の殉職やトランプ支持者への暴行・虐殺、商店破壊、商品略奪などは、報道されないどころか、SNS発信も止められ、一方的な情報だけが広がってるらしいです。
C:2021年1月6日、ワシントンDCの議事堂に乱入する群衆の中で黒人男性がパイプを持ったもう一人の男とドアのガラスを割っていた。
その直後に警官が発砲し、サンディエゴ在住の女性、Ashli Babbitt さんに命中した。
倒れた彼女を救急救命士が運ぼうとしているとき、黒人男性は「彼女は死んだ」と叫び、群衆の興奮を呼び起こしながら、その場から離れて近くの階段にいた複数の警官の後ろに回った。
D:その後、彼は、CNNに出演して当時の様子を話した。
14日、彼は、議事堂乱入事件で告訴され、BLM指導者 ジョン・アール・サリバン だということが判明した。
2020年5月にミネアポリスで起きたフロイド事件後に「黒人の暴動」という活動組織を作ったのも彼だと言われている。
A:米国は、今回の大統領選挙を経て大混乱時代が始まった。
黒人だというだけで逮捕しないという動きが出てきたり、米国内での対立・分断が酷くなって行きつつあるようだ。
私:議事堂占拠事件では警官も一人死んだらしいですね。
C:裁判所に提出された資料では、ジョン・アール・サリバンは割られた窓から議事堂に入り、35歳のアシュリー・バビッド氏が警官に撃たれたところにも居合わせたと供述している。
地元警察によれば、議事堂内のカメラには「多くの人間がここにいる。さあ行こう、これが我々だ。我々は共に行動したのだ。我々はみな、歴史の中にある。ここを焼き払おう」と言った姿が映っていたほか、議事堂内にいた警官隊に、「俺はナイフを持っている」「ふせろ、そうすれば安全だ」と言ったという。
D:サリバン容疑者は、FBIの取調べに対して、デモ隊が議事堂に乱入することを事前に知っていたと話しているようだ。
ちなみに、FBIも、1月6日のトランプ演説以前の段階で、議事堂乱入が企てられているとの情報を得ていたことを発表しており、それが地元警察への連絡不備で実際の議事堂乱入を許してしまったことも明らかになっている。
私:マスコミは報道してるんですか、それ?
A:してないよ。ニッキー・ヘイリーのようなアメリカの自由を守ろうとする人々が情報交換した結果、知る人々が増えただけだ。
C:「アメリカ合衆国議事堂乱入は、トランプ大統領に扇動された支持者達の仕業で、民主主義を破壊するものだ」と、一方的に報道されている。報道と違う情報は、[カカシ論法]で抑え込まれて発信できない。
トランプ大統領は暴徒化した人々に対して家に帰るよう呼びかけたけれども、結局、敵側に乗ずる隙を与えてしまったんだ。
B:中国外務省が発表しましたね、トランプ大統領の支持者が連邦議会議事堂に乱入して死者が出たと。2019年の香港立法会デモ隊乱入では死者が出なかったようなことを言って…
A:議事堂乱入のとき、銃撃された女性1人のほか3人が死に、50人以上が逮捕者される騒然とした映像が、中国国営テレビで繰り返し流されたらしい 。
D:香港立法会乱入事件で中共が使った手口とそっくりのデジャブがアメリカに出現したということだ。
私:Deepfakeを使った攻撃が懸念されてるそうです。
A:中国企業騰訊が「ディープフェイクは有益な技術であり、規制すべきではない」と主張している。
B:その一方で、グーグルの元エンジニアや学生が国際NGOと連携し、自由主義陣営の諸国で、政治家などに呼びかけたそうです…「AIが第三次世界大戦の引き金になりかねない」として、実戦配備前の禁止条約を策定するようにと。
C:中共に対して呼びかける者はいないし、中共は誰にも耳を貸さず開発に勤しむから、中共にとって非常に有利な状況が展開されることになる。
D:日本でも媚中しない3A(麻生、安倍、甘利)等を貶めるDeepfakeが流されて拡散されるかもしれない。




