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絶対内緒の異世界物語  作者: 鈴木ゆずも
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絶対内緒の異世界物語


「空よ雲よ、異世界への扉を開け。

 わが一部となりこの力を・・・」


「シールズ!」



ナゾの少女が唱えた言葉とともに、

空にある雲は、少女の真上に集まりやがて・・・

不思議な形になり、異世界への扉になった。


「行くよ。『うさ』」


『うさ』に声をかけると、『うさ』は少女の肩に乗った。

少女は肩にウサギを乗せたまま、

扉に向かって飛んでいき、扉の奥に消えていった。

しかし、『うさ』というのは本当に、うさぎなのだろうか・・・。



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