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同じ盃に口付けを  作者: 吉田正明
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いのちを、わかちあうということ。




 ひとの魂は、神の前において平等だという。

 ならば。

 ──その魂を受ける、『器』は?

 格差や差別のない世界なんて。そんなもの、ありははしないのだ。

 いままでも。これからも。





 ヘンリーは受話器を置いた。

「ありがとうございました」

「いいえ」

 電話を貸してくれた受付の女性に礼を言ってその場を後にする。お大事に、と背に声が掛かった。なんだかむず痒い気持ちだ。

 なんせ、これ程に大きな病院というものに来たのは、十八年目を迎えたヘンリーの人生で初めてのことだったのだ。更に言えば、一生世話になる事など無いと思っていた。

 子供連れ、お年寄り。偶に若い男女も見かけるものの、正午を過ぎたばかりのこの時間ではあまり見かけない。

 それは屋外に出ても同じことだった。

 市場もやはり大人たちばかりで、ヘンリーと同じ年頃の者は殆んど見受けられない。

 それもそうだ。この時間帯に、『この地域に住める』ような身分の子供に生まれていたならば、きっと学校というものに通うはずなのだから。

 ヘンリーは学校というものを知らない。学校とひとえに言っても、種類があることくらいは知っていたが、通ったことなど一度もなかった。

 この国では女は十六、男は十八で成人であると定められている。そんな中、成人していても──いや、『成人してから』と言ったほうが正しいのだろうか──通うことが出来る学校があるということも、つい最近になって仕事仲間に教わったばかりだ。

 既にヘンリーは働いている。

 ヘンリーはこの街の至る所で警備にあたる、王立騎士団の端くれであった。

 身分の低いヘンリーは、成人したその時から働く他に道はなかったのだ。寧ろ成人するより前から様々な雑務をして金を稼いではいた。そうでもしないと、とても食べてはいけなかったからだ。

 学ぶのにも金がいる──働かずとも学べることが約束された、恵まれている子供とはどんな心地だろうか。すれ違う親子の指に嵌る銀色を横目で見ながら、考えずにはいられない。

 大通りを抜けたところで、街を分断するように川が流れていた。橋が架かるその先に見えるは旧市街。どこか薄汚れて見える街並みを背にして、橋の中央に立つ少女がひとり。

 緊張した面持ちの少女は、こちらに気がつくとぱっと明るい顔になる。橋の手前で止まってみせれば、彼女は途端に不安な表情に戻り、その足取りは重くなっていく。

 ふ、と思わず声を漏らせば、からかわれていることに気がついた少女は目を吊り上げて怒りの感情を露わにする。

 全く、器用にころころと表情を変える奴だと笑いたくなるのだが、ここはぐっと我慢した。これ以上怒らせてしまえば収集がつかない。

「ふざけないでよ、お兄ちゃん!」

 妹のローナが大声で詰め寄ってくる。

「別にふざけてないよ」

「うそ。今、あたしが緊張してるの面白がってたでしょ。」

「そんなことないって」

 笑って誤魔化しながら、

「それより緊張なんて、大袈裟な。」

「だって! あたしみたいなブロンズの、それも未成年なんて、こっち側に近寄る理由がないんだもの。」

 そりゃあお兄ちゃんはほら、仕事でもう何度も来てるだろうけど。

 そう続ける妹に「これからもっと凄いところに行くのに、そんなんで大丈夫かよ?」と問い掛ければ、それまで威勢のよかったローナは途端に口を閉ざしてしまった。

 流石にここまで落ち込まれるとこちらも困ってしまう。

 ヘンリーはひとまず、ごめん、と然程心のない返事を口先だけで呟いた。

 ローナの細い腕を取り、こちらに引き寄せる。いとも容易くバランスを崩した彼女は、たたらを踏んで数歩前進する。その足は既に橋を渡り切っていた。

「大丈夫だって」

「でも」

「それにさ。確かに、ブロンズには縁のない場所かもしれないけど……」

「……けど?」

「俺たちはもう、ブロンズじゃないだろ。」

 不本意だけどな、と付け足しながら掴んだ腕を離してやる。

 顔を上げた妹は酷い顔をしていた。

 泣きそうに、しかし目元にぎゅっと力を入れた顰めっ面のまま、「お兄ちゃん」と震えた声。

「なんだよ」

「……お兄ちゃん、大丈夫なの?」

 一拍置いて、ヘンリーは言われた言葉の意味を理解した。

 気丈に振る舞ってはいても、ローナはまだ十五歳の女の子だ。それも、肉親はヘンリーただひとり。そんな状況でこんなことにもなれば、ローナが心配しないわけがなかったのだ。

「見ての通り。大丈夫だって」

 随分と不安にさせてしまったと反省しながら、努めて明るく言ってみせた。

「行こう」

 ここで立ち止まっていても仕方がない。

 ヘンリーは元歩いて来た道を引き返せば、渋々といった様子でローナもその後を追って付いてきた。そのことに安堵しながら、ローナに合わせた歩調で街の中心へと進んで行く。

 大通りを歩く住民たち。

 その手元には銀色。手元ではなく鎖に通して首から下げているもの、見当たらないもの、銀ではなく金色を携えるもの。多くの人間がいた。

 その多くの人間全ての命に、優劣はない。

 けれどその命を、魂を受ける器には格の違いがあるのだと先人は説いた。

 器の価値が高いものから順にプラチナ、ゴールド、シルバー、そしてブロンズ。仕事の昇進や結婚などでその価値を変動させる器は、人間ひとりにひとつずつ与えられ、成人し価値が定まるまでの間は血縁者の価値が反映されるのだ。

 つまり、単純にブロンズの両親に生まれてしまえばブロンズとして、ゴールドの両親を持てばゴールドとして生きて行く。

 街の人々が持つ銀や金の指輪は、端的に言えば身分証明の品だ。成人した際に、名を彫られたものが国から贈られる。らしい。贈られるのは市民権を得られるシルバーの人々までであり、何も持たないのがブロンズの証なのだとヘンリーは聞いていた。

 ヘンリーとローナは、ブロンズの人間だった。けれど、それら全ては昨日までの話である。

 ヘンリーはシルバーに昇格したのだ。

 ──自分の命、半分を犠牲にして。





 とある男が就いた騎士団の任務は、主に要人の警護であった。

 純粋な昇進以外に器の価値によって騎士の階級が変わるこの世の中で。男は成人を迎えたばかりのブロンズであった。

 ん仕事を求めて、また騎士となればシルバーと同じ市街の寮で生活を保障されることもあり、騎士に志願するブロンズは多かったが──それこそブロンズというものは、雑多な捨て駒に過ぎない。

 配属された小隊には、ゴールドが三名。シルバーが十二名。ブロンズは三十二名。

 王都から隣の都市までの短い間ではあるが、ゴールドの器を持つ人間は非常に重要である。これだけの人数を以ってしても少ないくらいだと隊のどこかで誰かが囁く。

 待機場所の王都、郊外の小さな教会にて。

 時間を過ぎても未だ要人が姿を見せないことを訝しみつつも、その隊は陣形を組みながら到着に備える。入り口側からブロンズ、シルバーと並ぶ。男は騎士団というヒエラルキーに置いて、底辺もいいところであった。勿論、祭壇から最も遠い場所に立たされている。

 たった三人のゴールドである上官たちは、本来は最も祭壇に近い位置で待機している筈であったが、本部との連絡を取るために屋内外を忙しく動き回っていた。

「──それは本当か!」

 教会の外より、聞こえた怒声。

 恐らくそれを耳にしたのは、出入り口に程近い場所に男が立っていただろう。外の喧騒と、教会内の騒めきとに。その不穏なひと言は掻き消されてしまうのだ。

 何事だろうか。

 相手は上官の、それもゴールドの人間である。対して男はブロンズの底辺だ。話し掛けるのは気が引けたが、何か変更や、緊急事態でも起きたのかも知れない。

 男はそっと開け放たれたままであった扉を潜り、声を掛けようと上官の立つ方へと顔を向けた。

 刹那。

 男のすぐ脇を何かが駆け抜けた。

 否、誰かが確かに男を抜き去り、中へと侵入した。

 上官達の顔が凍り付く。まだ成人したばかりの、身分が高いというだけで高い地位を任されてしまった、男と歳の変わらない若者達であった。

 外部と連絡を取っていた一人のゴールドは、背を向けてその場を走り去ろうとする。残り二人は自分より年下の少女と、幾つか年上の男性だ。どちらも恐ろしいものを見るような目でこちらを見ていた。実際は男ではなく、教会を見ていたのだろう。

 男は状況の理解で手一杯で、上官へ声を掛けることは頭から既に消えていた。

 ただ、無性に嫌な予感がした。

 教会に駆け込んだ人間が誰なのかと、その背後を振り返ろうとした──その時。

 背中に焼け付くような熱さと、衝撃が伝わる。

 余りの轟音に耳が機能していなかったが、身体を震わせる程に大きな音。男は気が付けば地面に頬を付けていて、理解もできないままにただただ地面を眺めていた。

 教会が、燃えていた。

 爆発が起きたらしい。爆風に煽られて、男は知らぬうちにゴールドの上官達すら越える程に飛ばされたらしかった。それでも死んではおらず、まだ意識があった。

 自分と教会との間で、三人が倒れている。

 爆発の中心は教会内だったとはいえ、運良く外にいた上官らも無事では済まなかったらしい──はたしてこれは、『運良く』外にいたのかどうかは、また別として。

 郊外の一角。この付近は住宅街だ。

 次第にシルバーを中心とした、市民達が集まってくる。騎士団の本部へと連絡を試みるものの声を聞きながら、男はその意識を闇へ落とした。


 某日。政治家であったある要人を狙った自爆テロが勃発した。

 爆発物を教会に持ち込んだのはブロンズの人間であったという。金で雇われ、家族の為にと死んでいった。

 しかし、要人の到着が遅れていた為に、この暗殺紛いの自爆は失敗に終わる。代わりに多くのブロンズ、及びシルバーの騎士団員が犠牲となった。

 奇跡的に屋外に出ていた三名のゴールドたち、及びブロンズがひとり。護衛の命を仰せ付かった小隊で生き残ったのはたったこれだけだという。

 世間は稀少であるゴールドの存在が無事であったことに誰もが安堵の息を吐いた。

 それでいて、皆が皆抱える疑念こそあったものの、それを表立って口に出す愚か者は、少なくとも高い身分の者において誰一人と存在しない。


 あるゴールドは数年経ったのちに、この事件について友人に語ったという。

 「──あの時。本部と通信をしていたゴールドにだけ、撤退命令が出ていたんだ。」

 身代わりなんて、この現代においてそう珍しくはないのだ。





 王都は、その中央に位置する城を囲むようにそれぞれの街が展開されている。

 円の中心に近い位置からゴールドの住む貴族街、次に一般市民であるシルバーの住む市街地。そこから少し離れて、東の一角。川を挟んだ先の旧市街では、市民権を持たないブロンズが生活しているのだった。

 ヘンリーの隣を歩くローナはどこか居心地悪そうにしている。

 それもそのはず、ローナの纏う衣服は簡素なもので、シルバーの人間が来ている外着と並ぶと明らかに薄汚れて見える。これでも自分達が持ち得る最上のものであるのだが、ブロンズの中でも生活水準の低いだろう自分達とシルバーとでは比べるまでもないのだ。

 一方、ヘンリーは所属している騎士団から衣服を支給されていた。

 非番を言い渡されている為に団服ではないものの、ヘンリーがまだ旧市街に暮らしていた時に着ていたものとは質が違う。その着心地は良いものであった。

 市を抜け、先程発った病院を通り過ぎ。大きな教会。広場。その先を進む。

 そうして見えてくるのはいやに仰々しい立派な門に、その門の番をする騎士がふたり。彼らはこちらに視線だけを寄越すと、いかにも鬱陶しいという顔をした。

 この門の先、塀にぐるりと囲まれた向こう側に広がる場所が貴族街であった。ブロンズは言わずもがな、シルバーであっても相応の地位を持つものでなければ立ち入りを許されない、高貴なものの暮らす街。

 ヘンリーも常であれば、この門を拝む事さえなかったのだろう。

 だが。

「すみません。門を開けて頂けますか」

「……は?」

 声を掛けた騎士は、低い声で応対した。背に隠れて縮こまったローナがひいと小さく声を上げる。

 地位を

「失礼とは思うけどね。君だけならともかく、そんな成りをした女の子を通すわけにはいかないね。そんな粗末な服、シルバーだって機内。見るからにブロンズだろう」

 文句があるなら身分証を出しな。

 そう冷たくあしらわれたローナは、「身分証?」と首を傾けてみせる。

 騎士団に入り、ブロンズ以外と交流を持つヘンリーと違ってローナは旧市街の住民しか知らなかった。シルバー以上に与えられる身分証明の指輪は、それこそ受け取らない者にとっては関係のない話。その存在を知らないものも多いのだ。

 旧市街にもシルバーはいないことはない。しかしその多くが、シルバーの住む街にいられなくなった問題のある者ばかりで、ブロンズ相手に威張り散らすような人々だ。他に、ヘンリーらが過去に世話になった修道院にはシルバーのシスターらが所属していたが、彼女たちは皆それを隠して持つのだという。ブロンズの人々の心に寄り添う為、だそうだ。

「身分証は無いのですが、」

 ヘンリーはそう前置きをして、ジャケットのポケットに忍ばせていた手紙を騎士に差し出す。

 それを受け取った騎士は、既に封を開けられたその手紙を乱雑に開き、内容を確かめた。数秒も経たずして、その目を丸くする。

「アイリーン・エマーソン女史に招待を受けました。」

 名前を出せば、騎士はなんとも言えない苦い表情をして、「例の奴か、生き残りの。」とヘンリーを睨み付けた。そして手紙は返され、騎士は忌々しいとばかりにため息をついたのち、姿勢を正して胸に手を当てる。騎士の敬礼だ。

「確かに。通行を許可致します」

「ありがとうございます」

 もうひとり、門のすぐ傍に控えていた騎士によって門が開け放たれる。

 そこには美しい街並みが広がっていた。

「わぁ! お兄ちゃん、すごいね!」

 騎士の刺すような視線を背に受けながら、はしゃぐローナを宥めてその場を逃げるように後にする。堂々として格好良かったよ、なんてローナはヘンリーを褒め称えるが、ヘンリーとて緊張はしていたのだ。居た堪れなさにその足は急ぎ、手紙に添えられていた地図の場所へと向かう。

 初めははしゃいでいたローナだったが、ゴールドの器を持つ身分の高い人々の視線を受け、直ぐに静かになってしまった。ヘンリーには気持ちが痛い程にわかったが、今は庇ってやる余裕もなかった。それに、約束の時間が迫っている。

 門の先、その奥。貴族街に住むことの出来るゴールドの中でも、更に地位の高いものが住むような場所。そこにその屋敷は建っていた。

 屋敷の敷地に差し掛かろうかという外壁の傍では、既に使用人だろう制服を纏った男が立っていた。彼は直ぐにこちらが招待された者だと気がつくと──こんな身なりをしているものだから、気が付けないわけもないのだが──にこやかに門の中へと案内する。

 整えられた広い庭園。歩きやすく整備された石畳を踏み越えながら、これが個人の家であるという事実に目眩がしそうだった。いったい、ヘンリー達が通った修道院でさえこの敷地に幾つ入ってしまうだろう。足場でさえ旧市街のメインストリートよりもまともで、何より全てが美しかった。

 これまた広いエントランスから建物へと入ると、そのまま主人が待つという部屋まで通される。扉の前にまで来て、無言だったローナがようやく「お兄ちゃん」と声を出した。

「大丈夫だ」

 半ば自分に言い聞かせる言葉だった。

 大丈夫。きっと大丈夫。

 いくら身分の差はあっても──いや、今は無いと言うべきか──同じ人間同士だ。それも、『彼女』はこの先同じ運命を共にすることとなる、他人と言い切れない深い仲だ。きっと話せば、分かり合えるはずだと。

 覚悟を決めて、ここまでの案内を担当した使用人へと目配せをする。心得たとばかりに、使用人は扉をノックする。返事は待たず、部屋の中へ。

「アイリーン様。ヘンリー様がお見えになりました」

「ありがとう」

 鈴を転がすような、美しい声だ。

 広い私室に置かれた机を隔て、姿勢良く座るのは、ヘンリーには既に見慣れた顔の女性。

 ──彼女はヘンリーの所属していた小隊の上官であった。

「まずは……よく来てくださいました、と言うべきでしょうか、」

「挨拶はいらない」

 彼女。もとい、アイリーンの言葉を遮って、ヘンリーは強い口調で責め立てる。

 身分の高さなんて関係ない。

 ゴールドであった彼女はもう、既に『自分と同じシルバーの器』であるのだから。

「説明してもらう。話はそれからだ」

 背後でローナが怯えているようだった。それでも、退くことはできない。対峙したアイリーンもまた、こちらの反応がわかっていたとばかりに目を伏せるばかりで、困惑した様子は見受けられない。

「……説明はしましょう。」

 ですが、と言葉が続く。

「それは今後についてです。あなたの求める説明が、あの事件のことに関してであるならば──私は何も述べることはありません。」

 決して、何も。

 意志のこもった目で、アイリーンはそう答えた。


 ひとにはひとつずつ、魂の器があるという。

 一般に、それは身分を測るための、都合のいい言い回しとだけ思われている。事実、そう言った意味もある。

 けれど、比喩表現ではなく。実際に魂の器というものが存在していることは、確かであった。

 『命』の入った、『器』。ひとたび失えば、器を欠けさせれば、中の魂は流れ落ち、たちまちその命もまた失われる。

 それを救う手立てがひとつ。

 器を共有すること。

 生を共にし、命を分かち合うこと。


 あの日。騎士団に入団したヘンリーは、自爆テロへと巻き込まれた。外に出ていたゴールドが僅かに生き残る中で、ブロンズのヘンリーもまた、生き残った。

 その時、ヘンリーはブロンズからシルバーへ、ゴールドであったアイリーンはシルバーへと、その器の価値を変動させた。


 ヘンリーはアイリーンと器を共有することとなったからだった。

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