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微かな希望

冷たい風が吹いた日を覚えている。鮮明に。それは黒かった。

黒...風というものはそうなのであろうか。人々に問訪ねてみたい。 否、違うと答えるであろう。何人が??100人いれば100人が。1000人いれば1000人が。 こう数えるとキリがないのでこの辺りで止めておく。 私こと桐原 有 (きりばら あり) は、世界の片隅、何処と無い普通の土地に住んでいる。 木々は多め。自然豊かな所だ。 マンション等は無い。住宅は多いが。 その住宅地に冷たい、黒い風は襲ってきたのだろうか??否、それもまた違う。先程説明した自然、住宅地の少し先にある森化した草むらで、だ。


「あれが何物なのか...どんな現象だったのか俺は知りたい。」


そう密かに前に見た森で呟いた。


「天気が良いな...。」


また俺は呟く。


あの時以来、毎日森に通っている。「暇人か??」「馬鹿げたこと言うもんだな、そんなのは夢のなかだけにしとけってんだ。」なんて、言われる。


「俺は.........。嘘つきでも何でもない。」


だけど、めげない。


話は変わって簡単にこの地方を説明する。ここ、アッフェテイルという地方は人口7000人という少なめの地方だ。 先程 主人公は普通の土地といった。 まぁこの地方から出たことのない1人っ子、15歳ときたもんだ。そりゃそう言うだろう。

モンスター狩りを主として...生計を立てているこの地方は人手が足りないだけあって15歳からモンスター狩りをさせられる。

主人公、有は見習いと言った所。 今日の午後も教官の訓練がある。今は10時。 訓練のある教官との集合場所は少し遠目の住宅地の公園だ。弱いモンスターがいて初心者には絶好の狩り場だと皆、言う。

ちなみに、有は身長172cm体重70kgと少し小柄だが、力には自信があった。その他は黒髪ショートヘアー、服装は白を好む。そして武器である剣は...父親譲りの剣でダイヤモンドで出来ている貴重な物だった。


話を戻そう。


ここの森はよく風が吹くのである。......今もそうだ。 今も......??


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