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海辺の桜

作者: ヒルノヤ

誰かが言っていた言葉をふと思い出した

「海が青いのは青空に恋をしているからだ」と

君のひとみが青いのはその海に恋をしたからでしょう?


君のひとみに見つめられると なぜか不安になる

すべてをわかってるみたいで…


不安げな声で訪ねてくる「どうしたらいいの?」

わけのわからない状況で気付いたこの気持ちを

叫ばずにはいられなかった


好きなんだ 好きなんだ 君のことが大好きだよ

君のひとみには幸せしか似合わないよ

好きなんだ 好きなんだ 本当に大好きだよ

涙をいつか喜びのしずくと呼べる日が来るまで

僕は叫び続けたい


君を見ていて思ったこと 今伝えたい

あの桜が桃色なのは照れてるからだ

唇が桃色なのは桜にキスをされたからでしょう?


君と話していると なぜかウソも真実も

ここにはない気がするんだ


なげくようなひとみで語る「明日はどうなる?」

こたえのないような世界の一瞬の光に手を

のばさずにはいられなかった


好きなのに 好きなのに 言えないのはどうしてだろ?

君の言葉では真実しか聞きたくないよ

好きなのに 好きなのに 触れられないのはなぜだ?

君の口からウソをつくのはきっと僕の前だけだ

それでも僕は叫ぶよ


海辺に桜があったらどんなにきれいなんだろう?

夏と春が「初めまして」とそこにいる

まるで出会ったばかりの僕らのように…


好きなんだ 好きなんだ 君のことが大好きだよ

君の言葉では真実しか聞きたくないよ

好きなんだ 好きなんだ 本当に大好きだよ

涙をいつか海辺の桜だと呼べる日が来るまで

君に叫び続けよう

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