2暮「宿題」
二話目は、子供の頃に誰もが経験した「夕暮れの宿題」の時間です。
しまった。お母さんに怒られる。
放課後、友達と遊んでた。そういえば「しゅくだい」もやらないと。
慌てて転んで擦りむいた、膝小僧。泣きそうだ。
【もんだい】
りんごが12個ありました。3にんが集まりで同じ数ずつ分けました。さて、りんごは何個ありますか。
【こたえ】
式 12÷3=4
4×3=12
答え 12個。
【もんだい】
夕暮れ時、公園のベンチにひとり座っていたミカさんは、どこからか流れてきた4つのシャボン玉を見つけました。
それは西日に照らされて虹色に輝き、まるではかない夢のようでしたが、しばらくすると風に吹かれて2つがパチンと消えてしまいました。
残されたものはあといくつでしょうか。そして何をおもうのでしょう。
【答え】
ミカさんは胸が締め付けられるような思いだったと考えられます。
夕暮れ時西日が照らしている情景ですので、午後4時以降だと推測されます。
ミカさんはなぜその時間に公園にいたのでしょうか。
儚い夢との描写ですので、自身の目標やあるいは大切な存在の喪失でしょうか。
ミカさんは視界に残る2つのシャボン玉をいつまで見ていられるのでしょう。
シャボン玉が弾けてしまうのが先か、涙で見えなくなるのが先か。 抱きしめてあげたくなりますね。
-----よし、出来た。ケチャップの匂いがする。だから、お腹が空いた。
「答え」は一つではない。そんな子供らしい、けれど切実な感性を大切にしたいものです。




