第六話 兎島編 前編
ミケたちは、30分にも及ぶ船旅の末、無事兎島に到着した。
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兎島。
その島は、7000頭ものうさぎが生息している、うさぎのうさぎによるうさぎのための島・・・ほどでないが、うさぎがある程度自由に生息している、人々の癒やしの場である。島には1つの宿泊施設と戦争遺跡がある、小さな島で、第二次世界大戦時には毒ガスを製造していることを隠すために地図から消された島でもある。
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ミケたちは、2個めの宝玉と食事を探すべく、島のうさぎたちに聞き込みをすることにした。
1回目
「宝玉を知りませんか?」
「知らないね」
2回目
「宝玉を知りませんか?」
「知らないよ」
3回目
「宝玉を知りませんか?」
「知らないわ」
︰
︰
98回目
「宝玉を知りませんか?」
「知らない知らない」
99回目
「宝玉を知りませんか?」
「知らないし、話しかけないで。今いいところなの。」
100回目
「宝玉を知りませんか?」
「知らないねぇ。一応長老に聞いてみるかい?」
「おねがいします!」
他に、間違い探しという作品を投稿しています。そちらもよろしくお願いします。
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