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〈名〉


yourname 君の名を呼ぶ


ただ繰り返して 君の名を呼ぶ


そうやって暗示をかけるのだ


この私の躰に










死んじまえ 吐き捨てろよ

そんな顔してちゃわからない

もういっそ 墜ちちまえよ

その右手は何のためにあるのかい




あんたとおまえ なんで別れたの?

誓った約束 かけがえのない互いの存在

イヤになるくらい好きだったはず

ウソツキ そして私 嘘の塊




つけられた名前は きっと“私”という呪いで


大切な君の名前は きっと愛しくなる呪い









汚れちまえよって思った

でも何も出来ない自分が

イチバン嫌い イチバン好き

臆病な愚者は一斉に万歳

そして平和な日常を望んでる

私は 私の世界で独裁者









calling!calling!



君を呼んでみたものの



calling!calling!



その笑顔見たら 苦しみなんて




どうでもよくなった



yourname 君の名を呼ぶ



ただ繰り返して 君の名を呼ぶ




そうやって 安心しているのだ




君を 愛してる










もしも地獄へ連れてかれたなら 私は笑いながら 血の池 泳ぐが


もしも天国へ連れてかれたなら 私はずっと 泣いているだろう






Hello 試験管の中のベイビー


外に出てきたらまず最初に 周りの大人たちの目を疑いな


その目に愛が在るのか とかじゃなく


その目は本当に興味を示しているのかを


生まれたばかりの脳味噌に刻むのだ









ガキは 大人の興味を引くために その幼き日々を過ごす


大人に守ってもらうためとかじゃなく


大人になれるようにとかじゃなく


こんな時大人はどうするのか とか


冷静に行動を観察しているのだ









SOS!SOS!


yourname



calling SOS! yourname name




私の名前を 呼んで



もっと大きな声で かすれるくらいの 音量で


そうでないと 聞こえない 響かない






私の中は カラッポだから


どこまでも続く 君への想いのみ


このハコの中に入れてしまうのだ




calling calling




SOS=君の名前





…最近何を思ったか…。なんだかおかしな物が生まれてくるなぁ。

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