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走るのが、好きです。

走れ 走れ あの向こうまで


このふたつの足で 走ってゆけ




漂う砂のにおい 汗の跡


皆願うのはひとつで 自分の足を鍛うこと





まだ昔の私なら 楽しんでいれたろか?


冷たい風とともに 耳元で 友は抜いてゆく






走れ 走れ あの向こうまで


動けよ この足 まだ走れ


走れ 走れ 朽ち果てるまで


さあ あの向こうまで







湿ったタータンの感触 夢のあと


皆 思うのはひとつで 速く走ること





まだ昔の私なら 楽しんでいれたろか?


冷たい風とともに 耳元で 友は 走っていく






走れ 走れ あの向こうまで


動けよ この足 まだ走れ


走れ 走れ 疲れ果てるまで




さあ あの向こうまで







目をつぶってみれば 耳は研ぎ澄まされ



静かなざわめきと 鼓動は 鳴る









走れ 走れ あの向こうまで


動けよ この足 まだ走れ





走れ 走れ 動けよ足よ






最後の鐘が 鳴り響く







向こう側まで


あと少し







動けよ 動け 私の足


まだ 走ってゆけるはず








あとがき的なもの


走るのって、意外に出来そうで難しく、自分的には未完成だ。

速く走るって、なぜこんなにも苦しいのかわからない。

私はなぜ、それでも走っているのだろうか。

それはきっと、


走っていれば、なにも考えられなくなるからだ。


私は、もっと走っていたい。

私の足。


一緒に頑張ってくれ。

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