<眼を潰す剣>
<眼を潰す剣>
さあつらぬきなさい その 浮かべた冷笑を
後悔などさせてはあげない
眼が 潰れるまで
運命の 何千本も戦地に 突き立てる
アブラゼミの死体 木の下で軽く
声を残して 落ちた
まとわりつく夏の風に これでもかとなぶられ
愛しい人への道を まだ追いかけてくる
さあつらぬきなさい その 寒い夜を
ぬくもりなどあたえてやらない
眼が 潰れるまで
夢を見る 反射光から色をとり
私は 虚空を過ごす
何も変わらなければ
何もしなくていいと
そう甘えて あなたを苦しめた
さあつらぬきなさい その裏切り者を
今更 背くなんて許さない
さあつらぬきなさい その愛しき者を
今更 愛の言葉なんて囁かせてあげない
さあ つらぬいて その白刃の刀で
私の胸を 突き刺して
そして なにも見えぬように
私の眼を つぶして
↓
あとがき的なもの
コレは、あの漫画的な感じで書いたものなんですが。
どうも原作無視し始めてきちゃいまして…(汗
「…まあ。でも。…いっか!!」と完成させたしだいです。
パロ目指してたらいつのまにかオリジナル?になってしまったしだいです。
例えて言うなら、
「まじマラソンとかかったりいからさぁ、二人で一緒にダラダラ走らねえ?」
でスタートして、途中から
「ちょ、おい。何だよ。ちょっとお前ペース速くない?…ちょっ…なんで無視すんの?ちょっと!!!?速いって!」
……みたいな?
どうも、駄文失礼しました。(土下座