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最強転校生の隣の席の僕  作者: 冬馬 凪
学園選抜編
9/9

最強転校生のライバルvsその後輩

*若干のネタバレ要素を含みます!!


主人公 


那波ななみ じゅん

本作の主人公。

クラスはA2。固有魔法は???

強豪の七草魔道学園での学園代表に選ばれて、日本代表を目指し、大学への推薦をもらおうとしている堅実家。中等部時代からそうとうの努力を重ねてきたある意味天才。その努力などから先生たちの期待もなかなか。

少しの妄想癖があり、心のうちは黒いとこもある。


月神つきがみ 大和やまと

本作のもう一人の主人公。

クラスはSSS。固有魔法はディメンジョンアーツ。

あるできごとで魔法適正検査を受けたときに初期からSSSランクを保有する。日本最強の逸材。

高等部からの編入で早速揉め事になってしまうが、実力を発揮しクラス委員長になる。

イケメン。その行動一つ一つがテンプレ主人公である(作者談)



ヒロイン


七草ななくさ 花蓮かれん

ヒロインの一人。

クラスはA3。固有魔法はメルトバレット。

総帥の孫であり、先生のめぐみとは実の姉妹。

普段は真面目に装っているが本質は難癖もある厄介なお方。

以前公式戦で純と戦っている。


一ノ(いちのみや) (ほたる)


ランクはD1 固有魔法???

練習場によくいる下級生の一人。

双子の妹に光をもつ。可愛らしいアホ毛が特徴。思ったことが口に出やすい。


一ノ(いちのみや) (ひかり)


クラスはD3  固有魔法???

練習場によくいる下級生の一人。

双子の姉に蛍をもつ。姉とは対象的でおっとりした印象がある。口癖でよく文字を伸ばす。姉とは息がぴったり。



主要人物


七草 しずか(ななくさ しずか)

主人公たちの担任教師。

学園を主席で卒業。少しドジである。

実の妹の花蓮を愛している。

また純や大和にも興味を示している。


長久手(ながくて) (あかり)


ランクD2 固有魔法???

よく練習場にいる下級生の一人。

蛍、光の双子とは幼なじみ。

花蓮を倒した純の固有魔法が気になっている。



「さぁ!!まもなく8グループ第2試合が始まろうとしています!!生徒会長の長い挨拶、先生方の注意事項などを聞いてから、もう一試合終わって、まもなく第二試合が始まろうとしています!あ、私実況を努めます2年と仁道日陰と」


「解説兼見守り役の七草しすがですー♪」


「さあ、お互いに開始のブザーを待っていますが、2年那波、1年長久手、両者あまりパッとしない対戦カードですがどう思いますか?七草先生??」


おい、パッとしないってなんだよ。確かにあの2人の決闘みたらそう思うかも知れないけと、そういうこと言っちゃうって実況として大丈夫なのか??

まあブザーがなればフィールド内の傷などの出来事をなかったことにする魔法フィールド、通称ヒールフィールドが貼られるのと同時に解説の音声もこちらには聞こえなくなるからいいけどさ。


「まあ詳しいことは始まってから話しましょうか♪」


すると低いサッカーのブザーに似たような音が場内に響く。


「試合開始です!!」


その声はこちらには途中までしか聞こえなかった。


「行きますよ、先輩。」


「どこからでもどうぞ」


フィールド外アナウンス


「いやーぶっちゃけ七草先生はどう思いますか?」


「完全に那波くんの勝利ですね」


「きっばりいいますねー!確かにランクは高いものの前回の学内選抜戦はマッチングが悪かったせいか、結果は残せてませんからねぇ」


「でもうちの可愛い妹こと花蓮も彼には勝てませんでしたし、彼の固有魔法は強力ですよ〜!」


「そうなんですか!ちなみに私、那波くんの固有魔法を存じ上げてませんがどのような魔法で??」


「まあ、本人の承諾を得るのが普通だけどどうせ後で見ることになるし、まあいいっかー彼はバレるのが嫌で使用を避けてきたけど流石に後輩相手でも固有魔法使われると基本魔法じゃ勝てないですしね♪」


「で?どんな魔法なんですか??」


「具現魔法ですね♪」


「具現魔法ですか?そんなに珍しい魔法でもないですねー!!ちなみに固有魔法はいくつかの種類に分類できるのですが、その中でも具現魔法とは何も無いところから物や動物など生物、無生物に関わらずに生み出すことができる魔法です!

具現魔法といえど種類はたくさんあり、見たことのあるものを想像し具現化する人や、逆に見たことのあるものは具現化することが出来ず、実際に頭の中で完全に妄想した物のみを作り出す人もいるようで、なかなか魔法の種類の範囲が広い魔法でもありますが、デメリットとして詠唱が相当長く、実践に不向きな点や、個人差はあると思いますが出せる種類に制限があったりする魔法ですね??先生合ってますか?」


「はい、そうです♪補足すると、具現魔法以外の固有魔法はモチーフとなる武器や物を登場させますが、具現魔法にはそれがないことですかねー。まあ具現魔法の中でも何癖もあるのが那波くんの固有魔法ですね」


「なるほど!それで彼の固有魔法とは??」


「それはですねー・・・・」


フィールド内 対戦者



「じゃあ先輩行かせてもらいますよ。ファイアー!!」


繰り出された3つの火の玉はこちらへ真っ直ぐ飛んでくる。

彼は練習の成果として、手をクロスさせる基本動作の排除、そして炎を放射する基本魔法のファイアはそのまま放つと火炎放射器のように炎を放出できるため範囲こそ広いものの距離が足りない、だから彼は炎を火の玉へと形質変換させることも僕から教わった。

それらを彼は完全に習得しこちらへ放つ。

実に学習能力の吸収がよく、いい人材だ。

彼は間違いなく成長するだろうな。


あ、言い忘れてたけど基本魔法は練習すれば形質を変換出来るんだ!!


たくさん解説したし、バトルに戻るよ!


僕はいつも通り無言で氷の刃を4つ出し、3つを火の玉へ、残りの一つを長久手へと放つ。


彼は危機にいち早く察知し、迫り来る氷の刃を回避した。


しかし僕は既にメルトによって出現させていた球を2つ彼に放っていた。回避という選択肢はない。

球は側面2方向から彼に直撃した。正直この程度かと思っていた。

しかしその思いはすぐに覆る。


彼は片手ずつで基本魔法のガードを使用していた。スペルは聞こえなかった。

すなわちー無言で。


「やるじゃん、長久手。」


基本魔法の中でも最も高難易度の魔法”ガード” 魔法の制御バランスが少しでも悪いと失敗してしまう、もしくは少しでも強い攻撃を喰らうと破壊されてしまう粗悪なものになってしまうからだ。

僕が放ったメルトはそんなにやわな物ではない。つまり彼は僕の知らない間にガードの練習をし、取得。もしくは習得していたのだ。


「あなたに勝つならこの程度出来ないと勝てないですよ」


「間違いなく、ランクは上がるだろな。ガードを片手で放ち且つ硬さはA帯のメルトを防ぐもの、しかも二つ。極め付けは無言。今まで本気でやってこなかったやつか??」


「いえ、ガードの魔法だけは親から物心つく前から教わってましたので。親は自分たちみたいに魔法使いになって欲しくなったみたいなんですが、自分で自分を守れるようにとガードだけは物心つく前から教わりました。」


なるほどな。魔法はピアノと一緒だ。早く始めれば始めた分だけ魔法使いとして強くなれるし。サボればサボった分だけ下手になる。

まああの転校生だけは例外だけど。


僕は宙を舞った。


彼も僕に続く

「フライ」


「ここからは空中戦と行こうか」


「望むところです。」


僕、那波純。後輩と戦ってます!!





読んでいただきありがとうございます。

みなさまこんにちわ。冬馬凪です。

久しぶりの投稿となりました。

いやー本当にすみませんでした_| ̄|○

忙しすぎで1日が早くてもう5月

新学期、新生活の時期から中弛みの時期となりました。

俗にいう五月病です。

私は小説が書けなくて鬱です。

私のことは置いといて、次回も後輩戦は続きます。

前回、謎の固有魔法を披露した名波くん、

先生の解説により具現魔法と紹介されました。

具現魔法とはいわゆる、召喚魔法、生成魔法、のこととなります。某F○teの投影魔術みたいなもんです。

じゃあ、炎も生成できるなら具現魔法ですね!と言われると違って属性。いわゆる炎や火、水、雷、氷、風など他のアニメや漫画などでお馴染の元素魔法やら属性魔法は生成できても具現魔法ではなく属性魔法という固有魔法の部類になります。そのへんの説明はおいおい。

他の固有魔法は支援魔法といういわゆるパフやデバフ。基本魔法でもバフ系統のものもありますが固有魔法となると効果は天と地の差があります!(個人差はあります)支援魔法にはバフ、デバフ関係以外にも作者が独断で支援魔法にぶち込んだ固有魔法もあります。例えばテレポートとかテレポートとかテレポートとか。

そして最後になるのが特殊魔法。いわゆる上記の具現魔法、属性魔法、支援魔法以外のその他の魔法のことを特殊魔法と命名してます。

やばい強そうかと思うかとしれませんが、性能は一番落差が激しいです。最強転校生みたいに、空間干渉を行い、他の魔法を消滅させ、空間干渉ちよる衝撃波攻撃なども行える、超強い特殊魔法や相手の前のに落とし穴を作るクソ魔法まで種類はたくさんです。


ということで珍しく本編の固有魔法。主人公たちがもつ1人一つの必殺魔法についてお話ししました。

ああ、言い忘れてましたが花蓮ちゃんは特殊魔法、月神くんも特殊魔法、名波くんは具現魔法。

後輩の長久手くんは炎を使うと双子が言っていることを察すると・・・・あの固有魔法でしょうね。


というわけで、今回はここまでとなります。

ご覧になっていただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。

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