幸せ探し
ひさびさに投稿!
突然、明日からお母さんにしばらくの間会えなくなる私。
会えない理由はがガンになってしまったの•••
入院するんだって。
その頃、小さかった私はガンの怖さを知らなかった。
-死んでしまうかもしれない-
母さんに会えない半年•••
それはとてもとても一日が長く感じられた。
学校へ行ってね、友達と遊んでね、家に帰ってね。
お祖母ちゃんに面倒を見てもらってたの。
友達に言っても仕方ないと思って、
何も言ってなかった•••お母さんのこと。
それだけじゃ、ないよ。
お母さんが大好きだからね、言うと余計に泣けちゃうの。
泣くことが悪いんじゃないよ、凄く寂しくて
今すぐ母さんの側に行ってね、
沢山楽しいこと話したいの。
電話の声を聞くと余計に会いたくなるから、
電話はしなかったよ。
お母さん、御免ね。
これって過保護だったから、こんなにも会いたいのかな?
友達も少なくて、家が山奥だから
帰るのも大変だから、皆みたいに沢山遊ぶのが怖いよ。
夜は真っ暗だからね。
そんな事ばかり思ってたら、
習いごとしてた先生からぬいぐるみを貰ったの。
「お母さんいなくて寂しいと思って•••」
先生はね、優しくて話しやすいから
お母さんのこと話してたの。
とても嬉しかったよ、先生有り難うね。
でもね、それだけじゃ足りなかったの•••
お母さんが居なかった半年の寂しさを埋めるには。
夏休みの初め頃、学校の行事があったの。
キャンプファイヤーだって。
楽しみだったのに、私も病気にかかっちゃった。
背中に出来たヘルペス。
お年寄りがなるストレスの病気なんだって。
我慢し過ぎたのかな?
治すのも凄く大変だった•••辛かった•••死ぬほど痛かった•••
それから多分ね、我慢なんて出来なくなったきっかけなの。
頑張ってた習いごともサボってね、
帰ってきたお母さんと楽しい時間を過ごしてたよ。
何が大事で、何が大切なのかは人それぞれ。
お母さんが好きでも、お父さんが暴れて
お兄ちゃんと喧嘩してたよ。
お兄ちゃんはその八つ当たりを私にしてきたよ。
私ってみんなから可愛いって言われてたの。
甘やかされてたみたいなの。
だからね、うらやましかったんだろうね•••
憎かったんだろうね•••
私が呼吸困難になってでも、首を潰そうとしてたよ。
泣いても離してくれなかった•••
親に言えばよかった•••お兄ちゃん怖いよって。
私は優しすぎて、お兄ちゃんが怖くても好きだったよ。
お母さん、辛いよ。
優しすぎると、嫌われてる人も変だと思えないの。
だからね、嫌われてる人とよくお友達になるよ。
楽しいのにね、いつの間にか私がいじめられたの。
お母さん、辛いよ。
だから、死にたかったんだよね•••
あの時、お兄ちゃんに殺してもらってたらよかったなぁ。
end、
読んでくれて有り難う!
批判しまくってね!