第八十七話 人違い?手紙を渡す!?
これで三話目か…意外と書けるな…
あ、すっごく今更ですが、一日に何度も投稿することもあるので、
小説トップで確認するか、スマホの場合”閲覧履歴”の”最終話から読む”、パソコンの場合は”小説閲覧履歴”の”続きから読む”、から読む事をお勧めします。
え?今更過ぎるわもう知ってるっつーの?
ですよね~
一応、今回からこの日の何話目というのは書いていきます。
6/8前書きを少し変更。
更に追記あらすじにも書きました。
「…私はリセスではありません。ルーマです。」
こいつの目的は、リセスだと自分で言っていた。なら、俺はリセスじゃないことを証明すれば良いだろう。
しかし…なぜリセスが狙われているのだろうか。まさかさっきのリセスの発言はコレを…!
「そうでしたか…なんて、言うと思いますか?どうせそれは偽名でしょう。」
「偽名なんかじゃないですよ。そもそも、リセスなんて名前、聞いた事も無いんですが。」
まあ、リセスと今の俺は瓜二つとまで言われるくらいだからな。間違えても無理は無いのだろう。
「…いつもの口調で、顔も隠さずに、何故ごまかせると思うんですか?」
「ごまかす?そんな気は無いですよ。私はルーマです。リセスではありません。」
「…あくまでもしらをきりますか…なら、力ずくでも連れて行きますよ。それが、アング様の命ですからね。」
アング様とやらはそんなに偉いのか…
「だから違うと言ってるだろうに…」
「!?」
あれ?あいつなんでそんなに動揺してんだ…?
……ああ、今のは素の口調が出たからな。恐らくだが、突然口調が変わったから動揺してんだろ。
と言う訳で、一旦演技は止めだ。
「そんなに戦いたいのか?容赦はしないぞ。」
俺は怒ったような様子を演技する。
「…貴様、リセス様じゃないな?誰だ?」
「だから、俺はルーマだってさっきから言ってんだろうが。お前が勝手に俺をリセスとやらだと思い込んでただけだ。」
「ぐっ…では何故口調を真似ていた!」
「少し事情があって口調を変えていただけだ。真似ていたつもりは無い。」
完 全 論 破
「くっ…迷惑を掛けたな…」
男は悔しそうに言い、この場から去った。
「ふう…」
何とかなったようだな。それじゃあ、帰るか。
俺はギーナの家に戻っていった。
「ただいま~。」
あ、つい言っちまった。まあ、良いか。
「おかえり~…あっ、つい…」
ギーナが出迎える。お前もか。
「守さんから手紙を預かってきました!」
「なんだとー!?」
突然出てきた俊太が言う。ギーナも驚いた顔をしている。
「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って!それホント!?」
光も出てきた。
「…本当に…?」
「うわ!?」
移図離が後ろから訊いて来た。いつの間に俺の後ろに来たんだ!?
「とりあえず、皆で読みましょう!」
「じゃあ、リビングね。皆を呼んで来るわ。」
ギーナは皆を呼びに行き、俺たちは一足先にリビングへ移動した。
俺たちは、リビングに全員集合した。狭い。
「…では、皆集まったので読みます。」
俺は、自分で書いた手紙を音読し始めた。




