第四話 助かった?ここは本当になんなんだ!?
結局昨日は眠くてだめでした。ごめんなさい。
サブタイトルを変え忘れてました…ごめんなさい。
「目が覚めたみたいね。貴方は森の中で倒れて居たんだけど、覚えてる?」
部屋に入ってきた少女は開口一番そう言った。
「ああ、覚えてるよ。あと、訊きたい事がいくつかある。」
「私は狩人のギーナ。巡回中森の中で倒れていて気絶していたあんたが熊に襲われていたところを助けて、ここ…私の家まで運んできた。マルフはあんたを守っていたからついでに連れて来た。これで良い?」
少女…ギーナはそう言って、得意げな顔…俗に言うドヤ顔をした。
しかし…
「まだありますよ。しかも今ので訊くことが増えました。」
彼女は固まった。得意げな顔をしてしまった手前、恥ずかしかったのだろう。
確かにある程度の疑問には答えられた。だが、まだまだ訊きたい事はある。
「………」
彼女は動かない。
「なんかすいませんでした」
「分かればよろしい」
何を分かれと言うんだ。
「まず、マルフとは?」
「え?…そこにいる狼っぽい獣よ。」
「ああ…こいつのことか…」
彼女の反応が気になるが、次の質問だ。
「マルフ…で良いんですよね?マルフは赤く伸びる爪を伸ばしてきたんですが、どうやったんでしょう。」
「…魔法よ」
「…魔法?いや、そんなものは…しかし…」
魔法なんてあるはずがない。しかしあの爪はしまう場所が無いほど長かった。となると…
「認めるしかない…か…」
だとしたらここはなんだ?少なくとも地球上で魔法は無かったはず…
「ねえ」
「うん?」
ギーナが話しかけてきた。
「こっちも訊きたいことはあるんだから早く質問してよ。考えるのは後にして。」
おっと待たせてしまったか。
「悪い。では次の質問だ。狩人とは?」
魔法に関して質問したいが、そうするとだめな気がしたので別の質問で話題を変えることにした。
「…人々の依頼を受けて魔物を狩ったり、魔物がはびこる洞窟や森で所定のものを採取してきたりする職業よ。」
一瞬信じられないという顔をされた気がするが、気のせいだろう。
「あらかたこちらの質問は終わりました。次はギーナさんからの質問をお願いします。」
大体質問に答えてもらったので質問してもらうことにした。
「そうね…単刀直入に訊くわ。あんたは何者?」
俺はなんと言えばいいのか分からず、固まってしまった。
今日は昨日のリベンジを果たす!書きあがり次第連投だ!