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第二百八十七話 なにやら様子がおかしい?それは俺が訊きたい!?

一話目。

昨夜は混雑中というメッセージが出て、投稿どころか保存すら出来ませんでした。

しかも一度書いたものが消えるという…まあ、二回目に書いた時に本文はwordに避難させていたので今投稿できたんですが。

言い訳終了。では、どうぞ。

 目が覚めた俺の目に最初に飛び込んできたものは、天井だった。

 ここがどこだかは分からないが、とりあえず起き上がろうとした。だが、頭と肩の痛みで断念。頭がくらくらする…


「………守?起きたのか?」


 …この声は…いや、まさかそんな訳が…


「大丈夫なのか?怪我はどうだ?」


 ……間違いない。この声はルーだ。しかし、なんでここにルーが?俺とデュアしかこの世界には来なかったはずだが…

 それと、ルーの様子がなんとなくおかしい。どこがかは分からないが、なにやら違和感がある。

 だが、心配してもらっておいて無視は無いなと思い、怪我の状態を報告する。


「命に別状は無いだろうが、だからと言って大丈夫と言い切れる訳でもない。」


「そうか…では…か、看病してやる。ありがたく思え。」


 …本当におかしい。俺が知っているルーは、こんなに恥ずかしそうに看病してやるなんて言わない。

 気持ちはありがたいのだが…その行動にはどこかずれがあるように思える。そして、そのずれがおかしい原因だとも…


「ありがとな。俺は一応怪我人だし、もう寝る。まだ頭も肩も痛いしな。」


「あ、ああ…お休み…」


 俺はまぶたを閉じ、寝ようとする。


「寝顔はかわいいんだがな…中身がアレだから残念だ…」


 が、ルーの言葉が聞こえてきてそれは妨げられた。

 失礼だなおい。そしてかわいいも撤回してくれ。俺にとって、言われると傷つく言葉でしかないんだ…

 あと、まだ寝てねーよ。目を閉じて2、3秒で眠れるか。


「とりあえず、皆を呼んでくる…って、聞こえてるわけないか。」


 バッチリ聞こえてます。






 俺はしばらくして目が覚めた。窓を見てみると真っ暗で、もうすでに夜である事が分かる。

 頭の痛みも肩の痛みも、先程と比べると大分治まっていた。なので俺は魔法で光を出し、辺りを見回す。そこには…


「……マジで何があったんだ…?」


 部屋の床に現代に居たはずの異世界人が数名転がっていた。しかも女子ばっかり。

 ルーだけではない。他のやつらもおかしくなっている。何故かは知らんが。俺が居ない間に何があったんだ…

 床が布団で覆いつくされていて、足の踏み場も無い。なんでこんな人数一気に同じ部屋で寝るんだよ。

 俺はいつまでもこの女子だらけの空間に留まってはいけないと思い、誰も踏まないように部屋から出た。






 ようやく外に出られた。

 街灯が無いため、この村は真っ暗になっている。明かり無しでは数メートル先も見えないだろう。

 というか、俺が居たのってトーナの家だったんだな。


『ここに居たのか守。』


 俺と同じくトーナの家から出てきたのはフォルフだ。

 フォルフは違和感が無いわけではないが、ルー達ほど顕著ではなかった。


「よう、起きてみたら部屋が女子だらけだったからいつまでも居られないと思って出てきてたんだ。」


『そうか。守も成長したんだな…』


 成長?何を言ってるんだ?まあ、フォルフには聞きたい事が多いから聞き流しておくか。


「それより、いくつか訊いていいか?」


『なんだ?』


「まず、お前らはどうやってここに来たんだ?」


『ああ、世界の意思から教えてもらった。どの世界に居るのかが分かれば、お前の父親から世界を渡れる障壁を借りて、その世界に行くことができるからな。それで、この村に入ってみたらちょうどお前が肩に傷を負って倒れた所だったから、あいつらが心配して大変だったぞ?』


 そんなに大変になるほど騒いだのか?あいつらなら、いつもの事だのなんだの言って収めるのが大変になるほどうろたえたりはしないと思うんだが…

 まあいい。他にも訊かないといけない事もあるしな。


「次の質問だ。俺は何日ほど寝てた?」


『精々二、三時間といったところか。少なくとも一日も寝てなかったぞ。』


 そうか。それは良かった。学校を休んだ事になってないからな。

 何故そんな事を気に掛けるかと言うと、俺は中学生の頃に風邪を引いて、こじらせた挙句丸々一週間も休んだ事がある。

 その時、俊太がずる休みをしたと皆にでっちあげを言いふらし、風邪をこじらせただけでずる休みではないと言い続けていた俺はしばらく嘘つき扱いされる事になってしまった。嘘つきは俊太なのにな。

 おかげで言う事する事何も信用されず、色々と面倒な思いをしたのだ。いじめとかじゃなく、じゃれあいの範疇に収まってはいたが。


「まあ、俺からの質問はこんなところだ。ありがとな。」


 今思いつく質問と言えば、これくらいしかない。だが、後で思いついたらまた訊けばいいだけの話だ。なら、無理してここで考える必要もあるまい。


『そうか。じゃあ、俺からも質問したい。』


「なんだ?」


『……お前、いつもと何かが違うんだが…何があった?』


 …それは俺がお前に訊きたい。


追記 長すぎるので守が寝ていた時間を半日から二、三時間に訂正。

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