第二百七十五話 誰も信じない?無限ループに突入した!?
一話目。
次に話を書いててこっちを投稿するのを忘れてました。ごめんなさい。
あと、次の話と今回の話を間違えて逆の順に投稿してしまいました。
申し訳ありません。
ですが、本来の順序に直したので、この順序のまま読んでください。
「ふ~、終わった~。」
校長室から出た俺は、真っ直ぐに教室へと行ったのだが…
「……ん?どうした?皆?」
なんか皆の様子がおかしい。
俺が教室のドアを開けると、何故か皆俺を見て固まった。なんでだ?
まあいいか。とにかく荷物を降ろさないとな。
俺は自分の席に着き、荷物を置く。この間も皆の視線は俺から離れなかった。
何故だ?一体何故こんな事になっているんだ?心当たりが無い…
「えっと…その、教室を間違えてませんか?」
俺の席の近くの友原が言う。友原に言われて、周りの席の状況を確認するが、特に間違っているわけではない。
「おいおい、俺は教室も席も間違ってないぞ?友原。」
「なんで僕の名前を!?」
「……夏休み中に俺のことを忘れたのか?」
「覚えてないどころか知り合ったことすら…」
「俺だよ。守。高壁守って言えば分かるか?」
「はああ!?あの高壁守!?変わりすぎだろ!!」
「同姓同名…とかじゃないよね?」
友原だけでなく、クラスの女子までもが一緒になってそんな事を言う。
一体なんでこんな事を言われなければならんのだ?俺になにか問題でも…あ。
ここまで来て、俺はようやく何故やたらと注目が集まっているのかが分かった。
今の俺は夏休み前の俺とは違うのだ。主に顔と髪が。
「………俺は俺だ。同姓同名の奴なんか聞いたことが無い。」
「おいおい、だとしたら随分とかわいくなったな~、え?本当は違うんだろ?」
「ネタは上がってるんだ!早く正直に言え!!というか、君みたいなかわいい女子が高壁なわけも男なわけも無い!!」
クラスの連中はまだ信じていない様子だ。あと、その二人、お前らはあとでどんな目に遭わせてやろうかな…?
「うっ!?なんか寒気が…」
「お、俺もだ…」
……どうやら俺の怒りが伝わっていったらしいな。無意識に魔法を使って威圧でもしてたのか?
「お~い、お前ら~、席に着け~…ホームルームだ~…まったく、ただでさえ誰かさんのせいで疲れてんのに…」
そんなやり取りをしていると、先生がやってきた。
この前のようにぐったりとしていて、疲れている様子だ。どっかの誰かさんって誰なんだろうな?
「先生~、この人が自分は高壁守だって言ってるんですけど、本当なんですか~?
確か高壁くんは大怪我して入院してるはずなんですが~?」
ある女子が先生に言う。俺はここしばらく、夏休みに大怪我をして入院しているという設定だった。
皆が信じてくれないのは、この設定のせいでもあるだろう。まあ、顔が変わるとか髪がやたら伸びるとかの変化の方が大きいだろうが。
「ああ、それは本当だ…」
えええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!???
クラス全員で”え”の大合唱。俊太達四人と俺は含まれていないが。
「えっと…じゃあ、そこの席にいた高壁ルーマさんは?」
「高壁ルーマは急な転校だそうだ~。」
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!????
「…お前等うるさい。先生、もう疲れたからもうホームルームは終わりで良いか?というか終わりにする。」
それだけ言うと、先生は教室を出て行く。どんだけ疲れてんだよ…というか、今回と言い前回と言いなんで皆疲れてるんだ?
先生が教室を出て行くと同時に、俺の周りにクラスメイトが群がってきた。
「夏休み中に何があったんだ!?」
「教えて!どうすればそんなにかわいくなれるの!?」
「お前、本当に男なのか?」
一度にそんなに質問されて裁ききれるか。そしてうるさい。
ガラッ、バン!!
「ちょっと!!今回は前回よりもうるさいですよ!!!」
扉を勢い良く開けて登場したるは生徒会長。これ、どこの言い回しだ?
クラスメイトの質問よりも大きな声が教室に響き、教室は静まり返る。
またかよ。ひょっとして今日は、一週間前のあの日を繰り返してるだけじゃないのか?もうこのまま無限ループに入ってしまうのか?恐くね?




