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第二百五十一話 俺たちがブラックリストに?道ずれにはされんぞ!?

一話目。

ちょっと休憩…と思ったら二時間も経っていた件について。

 あらすじ風に現状を考えて現実逃避。

 異世界人十数名が俺たちに隠れて南凧野高校へ侵入した。

 それを知った俺たちの前に、完璧超人でまじめな生徒会長がやってきて、学校に不法侵入した十数名が見つかった。

 さて、この後どうなってしまうのか?続きは知らん。


「え~っと、私達はここに迷い込んでしまって…」


「無理がありますよ、ソレ。」


 リセスが必死に弁解しようとするものの、この言い訳では無理なものがある。

 完璧超人の生徒会長の事だ。一筋縄では行くまい。


「正直に話すと、知り合いが通う学校だから興味があって、ついつい覗きに来ちゃったのよ。」


 ギーナが観念したように言う。


「だからと言って、何故校舎内に入ってきたんですか!外から見るだけでもいいでしょうに!」


「この私が外から見る程度で好奇心を抑えられると思っているのかぁ!?」


「知りませんよ!」


 フラルがやたら威勢よく言う。

 そりゃ初対面の人のことなんて知ってるわけが無い。


「とにかく、この人たちには謝らせるとして…どうします?処罰は。」


「……に、似合わない…守が言ってると思うと似合わない…プッ。」


 ルーが笑いをこらえながら言う。他のやつらも「確かに!」と共感したかのように笑いをこらえている様子を見せる。

 笑うな!と叫びたいところだったが、生徒会長が居るのでそれは出来ない。後で覚えてろよ…


「守…高壁守のことですか?どこにもそれらしき人物は居ませんが…」


「え?知ってるんですか?」


 ルーの台詞を聞いた生徒会長が尋ねる。何で知ってるんだ?


「はい。生徒会でブラックリストに入っている人物の一人で、いつも早木俊太を中心とし、高壁守も入れた五人で騒動を起こすことで知られています。

 ちなみにそのメンバーは、早木俊太、高壁守、日野火太郎、渡移図離、吉野光です。」


 ……マジでか。俺たちがブラックリストの一員だったとは…

 と思いつつ、俊太を睨む。他の生徒会長が言った、俊太以外のメンバーも睨んでいた。


「そう言えばこの中で四人くらい、さっき言った五人のブラックリストの写真に似ている人が居るような…と言うか本人ですよね?」


「イーエ、チガイマス。」


「俺達が騒動なんて起こすわけがないだろ…」


 起こしまくっとるがな。なに|俊太(張本人)が否定してんだよ。他の三人ならともかく…


「騙されませんよ。さっきの反応からしてそうでしょう。さて、高壁守はどこに居るんですか?今すぐ五人に説教を」

「わ~!待った待った!守が居ないんなら、それもかなわないんじゃないか!?」


「でも、確かにそこの人は守と…」


「い、いや、こいつは守るって言ったんだ!」


「変わってないような…まあ、居てもいなくてもその四人と、無断侵入した十名には説教を食らわせますが。」


「こいつが守です!」


「おい!!」


 どの道説教を食らわせられると知った俊太があっさり掌を返した。

 道ずれにする気か…!だがそうはいかんぞ!


「この人が…?この人はルーマさんでは?」


「はい!何を言ってるんでしょうかねこの人たちは!!」


「騙されないで!そいつが守よ!!」


「ですが…高壁守は男ですよ?」


「性別が変わったんです!」


「そんな事あるわけが無いでしょう。」


 光が必死に食らいつくが、そんな事を信用されるわけが無い。


「で、では、私はこの辺で…皆さんお達者で~…」


 俺は万が一にもボロが出る可能性を危惧して、さっさと帰ることにした。


「待て!」


 俊太は俺を追おうとするが、


「待つのは貴方達です。ほら、説教に行きますよ。」


 生徒会長に襟を摑まれる。


「守ーーーーーーーー!!!」


「卑怯者ーーーーーーーー!!!」


「逃げるなーーーーーーー!!!」


「…ずるい。」


 四人の罵倒などどこ吹く風、と言わんばかりの態度で、俺は帰路に着いた。

 あと、よく見たらギーナ達は俊太達が言い合っている間に居なくなっていた。逃げ足の速い奴らだ。

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