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第二百二十九話 凄く棒読み?守への罰とは!?

二話目。

もう眠いです。疲れました。

…早い?全くもってその通りだと思います。

 鏡を見た俺は気絶した。

 別に衝撃的過ぎて気絶したわけではない。今まであれ以上に驚くことなんて幾度と無く遭遇してきた。

 そう言う意味では、俺は鍛えられているのだ。こんな鍛え方されたくなかった。

 で、今居るのはまた真っ白な空間。という事は…


『また会いましたね。どうですか?銀髪美少女になった感想は?』


 やっぱりお前か。気絶云々もコイツの仕業だろう。


『コイツは無いんじゃないですか?一応私は女神なんですが。』


 カミサマデシタカ、イママデノゴブレイヲオユルシクダサイ。


『棒読み凄いですね。』


 姿が見えないからか王族と会ってるからか激怒した父さんのしごきに耐えたからか分からないが、プレッシャーとかには慣れつつあるからな。


『……割と不憫だったんですね。もっと罰を減らしておくんだったと思わなくも無い…』


 罰?その言い方だと、髪の色が変わった以外にも何かあるのか?


『はい。まずは性転換ですね。軽く流してましたが。』


 ああ、元々それが目的だったしな。むしろ、これであの能力が使えることを感謝すべきだったか?


『知りませんよ。あと、元々それが目的だった事は貴方が気絶していた間に記憶を覗かせて貰っていたので分かっていました。』


 ばれてたか。だが、何でその上でそれを?


『貴方の状況が状況なので、少しばかり同情しまして。それで、あえて貴方の思惑に乗ってみました。』


 …他の罰については?


『完全に思惑通りなのは気に食わないので、少し罰を上乗せしました。

 あ、他の罰で思い出しましたが、髪はずっとそのままになります。』


 …つまり…どういうことだ?


『貴方の髪はこれからずっと伸びる事もなくそのままです。あと、いかなる手段を使ってもその髪は切れません。当然抜く事も不可能です。』


 ……というと何か?俺に一生あの長髪で居ろと?


『はい。でも、禿げる事も無いので安心してください。』


 ………やったー、はげのしんぱいがなくなったーわーい。ってあほか!暑苦しいわ!しかも男が腰までの長髪ってなんなんだよ!似合わないだろ!


『そう言う人も居るのでは?あと、似合う云々は心配しなくて良いですよ。例え男に戻っても女顔になるようにしましたから。

 あ、元からでしたね。』


 何だその罰は!そして俺は女顔じゃない!


『今はもう一人の立派な女性ですよ。』


 確かに今は女だけどさあ!


『あ、話が脱線しましたね。貴方への罰の話に戻りましょう。貴方への罰をまとめるとこうなります。』


 自称女神がそう言うと、一枚の紙が落ちてきた。

 そこにはこう書いてあった。


 高壁守への罰


 1髪が銀髪になる

 2女になる

 3髪がそのままの長さになる

 4男に戻っても女顔



『読みましたか?なら、詳しい説明といきましょう。

 まず、3と4は永続です。貴方が死んでもそのままです。

 次に、1と2ですが、これは解除できます。

 1の罰を解く条件ですが…これはさっき言い忘れてた事がヒントです。あとは言いません。

 2の罰は、1の罰を解いた後に、貴方の知る方法で性転換をすれば元に戻れます。

 これで説明は以上となりますが、なにか質問は?あっても答えませんが。』


 答えないなら訊くな!まあ無いけどさ!


『ではこれで終わりです。元の世界にお戻りください。』


 そっちが連れてきたんだろ!と思うと同時にまた気絶した。







「…はっ!」


「あ、起きた。」


「もう毎度の事だからかな~こんなに落ち着いていられるのは。」


 大して心配されてないような声を掛けられながら、俺は起きた。

 手には一枚の紙があった。ちらりと見たらさっきの空間で渡された紙と全く同じ事が書いてあった。親切な神様だ。

 さて、起きたところで、一つすることがあるな。


「…タム、一ついいか?」


「なんだ?」


「俺に”異世界ドタバタ騒動記”を全巻貸してくれ!」


「「「何が起こったの!?」」」


 三人の重なった声が洞穴に響いた。

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