第二百十七話 コイツはアイツに似ている?返事が無い!?
一話目。
フッフッフ…誰が試験が昨日ではないといった?
そう!試験は昨日行われたのだよ!よって疲れていない限りは今日からまた執筆が出来るというわけだ!フハハハハハ!
…という訳で、今後ともよろしくお願いします。
「何故それを知っている!答えろ!」
黄金人(名前をまだ訊いてない)は敵意むき出しといった感じで訊いてきた。
「ルドと知り合い。以上。」
と答えたらあっさり沈静化した。忙しいな。
「ルドとは…あのルドか!?」
「俺が知ってるのは、黄金人で、あんたを捜しているルドだ。」
「……間違いなくアイツだな。ハァ…」
ルドの名前を聞き、確認を取ったところで、その黄金人はため息をついた。
「村に帰る気は…無いか。」
「当たり前だ。言われて帰るくらいなら最初から村を出ていない。」
「何で村を出たんだ?」
「…言わなきゃだめか?」
「…言うも言わぬもアンタの自由だが、俺はアンタと似たような奴を知っている…気がする。」
こいつ誰かに似てるんだよな。どこか思いつめた雰囲気とか、少しだけ絶望感があるような雰囲気とか。
…ん?あんたのそっくりさんだよ!とか言う声が聞こえたような…ああ…アイツか。
「…私には村長なんて立場は重すぎる。これまで、周りの期待に応えられたことなんて数少ないしな。」
理由までかつてのアイツと似ている。いや、理由が似ているからこそ、雰囲気が似ていたんだろう。
「……そうか。アンタと話をして欲しい奴が居る。そいつとアンタは似たもの同士だからな。
ちょっと待っててくれ。今そいつを連れてくる。」
と言って俺は一旦その場を離れ、焚き火の場所へと戻る。
しかし、
「…あれ?皆?どこ行ったんだ?」
そこには誰もいなかった。
「おーい、皆~?」
返事が無い。
「おーい。」
返事が無い。
「おい!」
返事が無い。ただの屍…すら無い。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「うるさい!」
スパン!
思いっきり叫んだら突然後ろからなにかで叩かれる。
この音はまさか…
「タカミ!?」
「うるさいわよ。」
タカミのハリセンだった。音に反して痛すぎる。どこぞの吸血鬼には同情する…いや、悪事を働いてた時点で同情の余地無しか。
タカミの後からぞろぞろと皆が出てくる。
「どこに行ってたんだよ。突然いなくなったからびっくりしただろ。」
「それについてはノーコメント。ただ一つ言うなら、告白じゃないんかい!」
はい、バレバレ。
ノーコメントのはずなのに言っちゃったよこの人。もっとも分かりやすいヒントを。
というか、ノーコメントって言った意味無いよな。ただ一つ言うなら、のくだりが言いたかっただけだよな。
「覗きなんてーへんたーい。」
「それを男の子が棒読みで言っても…まあ男の子は男の子でも男の娘だけどさ。」
まあ、本気で言ってたら気持ち悪いしな。主に俺が。立場を考えての棒読みだ。あと、男の娘発言は取り消せ。
「で、聞いてたって事は、何でここに戻ってきたかも分かるんだろ?」
「な、なんのことやら…なんて、ここでとぼける気は無いわよ。はい、リセス。」
「人を物扱いしないで下さい!」
「オーケー、確かに受け取った。」
「守さんまで…」
とにかく俺はリセスを連れて行き、黄金人の所に戻った。
「…で、そこの人が、私と話をさせたいと?」
「ああ。良い相談相手になってくれるはずだ。」
「話は(盗み)聞きました。では、早速話し合いましょう。」
今の()内は俺が勝手に脳内補完した物である。というか、勝手に脳内保管された。
それはともかく、後はリセスに任せておいていいだろう。そこからは本人の問題だ。
リセスと話して村に帰る気になるのか、それともやっぱり帰る気が出ないのかは分からないがな。




