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第百八十六話 こんな事で揉めるな?会話についていけない!?

四話目。

眠気によりノックダウンしてました。

更新しまくろうと張り切っていた一昨日の自分が懐かしい…

 あの後、難なく宿屋を見つけた俺たちはその宿屋に泊まることとなった。

 で、三部屋借りたのだが…


「守達は火太郎とフォルフの部屋!」


『いや、タカミとフラルの部屋だ。』


「……Zzz…」


 俺たちのかごをどの部屋に置くかでタカミとフォルフが揉めていた。

 厄介者のような扱いだが、何故そんな扱いなのかというと…


「俊太が先に騒ぐんだろ!」


「いいや、太郎だ!」


「……Zzz…」


 と、このように俊太と太郎が喧嘩してうるさいからだ。

 こんなにうるさい中ではいつ眠れたか分かったもんじゃない。

 ちなみに三人だからという理由で、リセス、移図離、キャビの部屋は免除されている。


「この二人も普段はそこまで騒がないんだが…」


「なんで突然こんなに仲が悪くなるのか…」


「……Zzz…」


 突然ではないんだがな。正しくはトーナメントの後だ。


「……Zzz…」


「そんな事より、まだ移図離は寝てるの?」


『そのようだな。そろそろ心配になってきたんだが…』


「でも、調べてみるとなんとも無いんですよね~」


 ギーナとデュアの会話が聞こえてきた。移図離はなんとも無いのか。どんだけ寝るんだよ。


『タカミ達だ。』


「火太郎達よ!」


 まだ揉めているようだ。これでは収拾がつかない。


「…ハァ…じゃあ、こうすれば?私達六人を三人で二組に分けて、俊太と太郎を別の組に分ける。

 そしてタカミ達とフォルフ達の部屋に組ごとに泊まる。これでいいでしょ?」


『ナイスだ。』


「それいただき。」


 なんでこんな事で揉めにゃならんのだろうと思いつつ、組み分けに参加した。






 結果。

 部屋割りは(リセス、移図離、キャビ)、(タカミ、フラル、俺、太郎、デュア)、(火太郎、フォルフ、俊太、光、ギーナ)となった。

 全員、文句は無いようだ。部屋割りを決めた後は夕食を済ませた。

 で、俺はタカミ達の部屋にいる訳だが…


「…なあ太郎。俺たちって場違いじゃないか?」


「ああ。俺もそう思ってたところだ。恐らく火太郎たちの部屋にいる光とギーナも…」


 タカミとフラルは、いわゆるガールズトークというものに興じていた。

 俺たちはそんな物に混ざれるわけも無く、ただ暇していた。


『何だお前ら。あの二人の会話には参加しないのか?』


「俺たちにガールズトークは無理だ…」


「そう言うデュアこそ、参加した方が良いんじゃないか?」


 デュアは剣だが、一応女だ。今は男になっているが。


『……長い間城の地下で暇していた我が、そんな物に混ざれるとでも?』


「…スマン。」


「悪かった。」


『分かれば良い。』


 ずっと城の地下に閉じこもってたら今時のガールズトークには混ざれないか…

 無理に混ざっても流行に乗り遅れている事くらいしか分からないだろう。虚しい。


「…寝るか。」


「…そうだな。」


『異議無し。』


 俺たちは少し早かったものの、寝ることにした。

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