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第百八十三話 急な決定?俺たちの旅はまだ始まったばかりだ!?

一話目…だと…

今日こそは!今日こそは投稿しまくって見せる!

「さあ、私達も行きましょう!」

 

「「「「「「「「「「「「「は?」」」」」」」」」」」」」

 

 リセスの一言に、俺たちは皆疑問の声を上げた。

 父さん達が元の世界に帰ってすぐにこれだ。俊太と太郎も取っ組み合ったままぴたりと止まっている。

 

「あの、リセスさん?」

 

「なんですか?突然よそよそしく…」

 

「俺たち、まだ小さいまんまなんだけど…まさかこのまま行くと?」

 

「はい、そうですが?」

 

 何が疑問なんだと言わんばかりの様子だが、この姿のままで行くのは問題が多い。

 

「俺たちは鳥かごで冒険しろと?」

 

「はい。」

 

「鳥かごは誰が持つと?」

 

「私達が交代で持ちます。」

 

「移図離は?」

 

「すぐに連れてきましょう。こちらも交代で担いで行きましょう。」

 

「……」

 

 駄目だ…何を言っても返される…

 何か手は無いのか…この姿で冒険するのは嫌だ!

 というか鳥かごで外の景色見るくらいしか出来ない!

 

「ねえ、考え直してくれない?私達の罰ゲームが終わるまで…」

 

「駄目です。」

 

「なんで!?」

 

「面白そうだからです。」

 

「……」

 

 駄目だ…これはもう止められそうにない…

 

「諦めんな!マジで止めてくれ!」

 

「…俊太さん。私は思うんです。これも罰ゲームだと…」

 

「……」

 

 もうそう言われては何も言えない。

 罰ゲームの発案者である俊太は何も言えなくなってしまった。

 

「…俊太は自業自得だがな。」

 

 太郎がボソッと呟いたが、俊太の耳には届かなかったらしい。

 俯いて、後悔したような表情になっている。

 

「じゃあ、移図離さんを取ってきますね。」

 

 移図離を物扱いにしてやがる…確かに寝てて自分で動こうともしないかもしれないけどさ。

 あれ、本当にリセスなんだよな?もう今のだけでキャラ崩壊が…

 

「…なんとかリセスを思いとどまらせる方法は?」

 

「……俺には…何も言えん…」

 

「俊太、諦めんなって言った直後じゃないか…」

 

「こんな時こそギーナの知恵を…」

 

「無理。」

 

「…そうか。」

 

「私も~…」

 

「俺もだ。」

 

『我もだ。』

 

 うむ…誰からも案が出ない。

 万事休すか…

 

「取ってきました~」

 

「………Zzz……」

 

 リセスは寝ている移図離を持ってきた。

 担がれてるというのに起きない。移図離すげえ。

 

「では、早速行きましょう!」

 

『…ここまでノリノリとなると、止める方が難しいだろう。六人とも、諦めろ。』

 

「さて、冒険の始まり、かな。」

 

「わくわくしてきた~!」

 

「セッシャもでござる!」

 

「フフフ、私もよ。」

 

「……Zzz…」

 

 こうして、俺たちの新しい冒険が始まった。

 初っ端からこんな姿での冒険になっちまったけど、皆が一緒なら大丈夫なはずだ。

 

「…こんな姿だけど、いっそ吹っ切れてやるぜ!さあ、行くぞ皆!」

 

「…うるさい。」

 

 ……移図離、空気読んでくれ。

これで守達の物語は一段落終わり、また新しい物語が始まります。

今までお読み頂き、ありがとうございました!

では!また次回作で!










なんて、言う訳が無いでしょう?

とりあえず、物語で一つの節目を迎えたのは確かですが、まだ続きます。

まあ、完結済みとは書いてなかったので分かってたとは思いますが…

それはともかく、これからもこの小説を、よろしくお願いします!

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