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第百七十九話 忘れてた約束?もっと丁寧に扱ってくれ!?

一話目。

昨日は本当に申し訳ありません!

ちょっとした手違いで書き直しをする羽目になって結局書けませんでした!

しかも諸事情により今日からまたパソコンが自由に使えなくなります。

その為、しばらくは執筆スピードは落ちるか、書けなくなるかもしれません…

重ね重ね、本当に申し訳ありません!

「なんで私まで…」

 

「まあまあ。」

 

 しばらくして高壁が目を覚ました。

 すでに高壁には飲ませたジュースの内訳を話している。

 ちなみに母さんとガーニャはそれぞれの夫達に持っていかれた。よほど可愛かったらしい。

 バカップル共め…なんて言ってみたかったのだがそんな事を言うと殺されかねないので思うだけに留めておく。

 

「しかし、本当に高壁と守の区別が付かないな…顔だけなら。」

 

 この太郎の発言に付いてだが、さすがにギーナもおふざけとはいえ、同じ服ばかり作ったわけではない。

 というか、見事にデザインがばらばらである。

 …全部ゴスロリだが。

 しかしそのおかげで俺と高壁の区別が付くらしい。ありがたいんだか何なんだか。

 

「そんな事より、なんで俺たちはまたかごの中に入れられてるんだ?」

 

 そう。俺たちはまた高壁とギーナを加えてかごに入れられている。

 またかごごと盗まれなければ良いが…

 

「昨日言った通りよ。踏みつけ防止。」

 

「…踏みつけるのはお前らだがな。」

 

「ああーーーーーーーーーーー!!!」

 

「おわ!?」

 

「わお!?」

 

「おおう!?」

 

「うわ!?」

 

『わっと!?』

 

「とお!?」

 

「おう!?」

 

 突如上がったキャビの叫び声に、俺たち七人は驚きながらもしりとりをする。

 声が八人しかいない?

 と思って周りを見てみると、俺、太郎、光、俊太、デュア、ギーナ、高壁、タカミ、キャビはいたが、それ以外の皆は誰もいなかった。

 恐らく部屋に戻ったのだろう。

 

「ど、どうしたの!?」

 

「今日…」

 

「ん?今日なんかあったっけ?」

 

「今日、港に長が迎えに来るんだった…!」

 

「「「「「「「……ああーーーーーーーーー!!!」」」」」」」

 

『は?迎え?』

 

 そう言えばもうあれから二週間経つのか…そう。キャビは二週間前に長に迎えに来るからまたこの港に来いと言われたのである。

 …デュアは分かっていないらしい。そりゃ、教えてなかったからな。忘れてて。

 

「おいおい!今からでも出発しないと…!」

 

「そうよ!こんな時こそ移図離のでば」

「無理。」

 

「って、うわあ!?移図離!?」

 

 いつの間に現れたのだろうか。移図離がそこに居た。

 

「…さすがに知らない場所への転移は無理…転移には転移する場所をしっかり意識することが必要だから。

 それに、自分以外の人は転移させた事が無いから何が起こるか分からない。」

 

 そうなのか…転移も大変なんだな…

 

「じゃあ、とにかく急がないと!」

 

「うん!」

 

 キャビとタカミはギーナの家から飛び出していった。

 

「ちょ、お、おい!なんで俺たちまで持って行くんだタカミ!」

 

 …何故か俺たちを持って。

 

「ゆ、揺れる~!」

 

「もっと慎重に運んで~…」

 

「そんな事、できないくらいの緊急事態なのよ!」

 

 ギーナと光の抗議の声も虚しく、俺たちのかごはタカミの手によって乱暴な運び方をされるのだった。

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